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営業職への転職は厳しい?未経験でも成功させるためのポイントとは

2024.03.4
営業職への転職は厳しい?未経験でも成功させるためのポイントとは

営業職は、未経験者でも応募できる求人が多くあります。営業職は、自身の能力次第で収入アップが望めることも多く、常に人気のある職種です。

しかし、営業職には目標達成が求められるため、常に営業数字を意識していなくてはなりません。誰でも勤まる仕事とはいえないでしょう。そこで今回は、営業未経験者が「厳しい」といわれる営業職で活躍するためのポイントを解説します。

転職活動の際に、ぜひ役立ててください。

営業職への転職が厳しいといわれる理由

営業職やマーケティング職といった会社の売上を左右する仕事は、あらゆる企業に欠かせないため、営業職の求人は常に多くあります。

プロセルエージェントのように営業・マーケティングの転職に特化したサービスには、業界を問わず成果の出せる人材を求める企業が多数登録しています。

まず採用が多い営業職へ転職するのはなぜ厳しいといわれるのかを解説します。

常に数字を求められるため

営業職は成果が数字によって現れる職種です。一般的に営業の目標は個人に課せられ、月間、四半期、半期、年間という単位で達成に向けて管理されます。営業職の経験がない場合には、このようにいつでも営業数字が求められる環境にストレスを感じることもあるでしょう。

時間外労働や休日の勤務が多いため

職種や業種によりますが、営業職は顧客の都合によって自分の時間が拘束されるという特徴があります。

時間外や休日であっても顧客に求められると対応しなければならないことも起こりうるでしょう。

また日中は客先をまわり、夕方以降に営業所へ戻ってから事務作業を行う場合も多いため、内勤の仕事に比べると時間外労働が多めになるといわれています。

人間関係がストレスの要因になることがあるため

営業職になると、社内外の多くの人と関わることになりますが、一緒に働く上司・同僚や顧客を自らの意志で選ぶことは実質的に不可能です。

中には相性が悪い人、クレーマー気質の人、神経質な人なども含まれるかもしれません。こうした人間関係が苦手な人には「厳しい」仕事といえるでしょう。

営業職への転職は未経験でも可能

営業職へ転職する場合、それまでの実績や経験があるほうが上手くいきやすいと考えられます。営業職は、具体的な成果、数値によって能力を判断されやすいためです。採用したいと考える企業が、求職者に営業の実績を求めるのは当然だといえるでしょう。

しかし実際には、「未経験可」と記載されている営業職の求人も多く含まれます。これは営業職の人材そのものが不足していることを裏付けています。企業にとって重要なポジションにもかかわらず、比較的「厳しい」と考えられ、需要に供給が追い付いていない状態が続いています。

営業職への転職に求められる5つのスキル

ここからは営業の未経験者が、営業職として採用される可能性が高まる5つのスキルを紹介します。。

相手のニーズを理解するコミュニケーション能力

営業職には、高いコミュニケーション能力が必要です。顧客やクライアントと円滑にコミュニケーションを取る必要があり、相手のニーズを早く正しく理解することが求められます。

同時に、自社の商品やサービスの良さを伝えるためのコミュニケーション能力も欠かせません。

ただし「話す力」だけでなく、相手の話を聞く力も大切です。自分の話は質問されたときだけにして、基本は聞き役に回ってください。相手の気持ちに共感を示すことで、話(ニーズ)を引き出せるようにもなります。

他者を納得させる説得力

営業職は、自社の商品やサービスを売るのが仕事です。販売・成約のためには相手を説得する必要があります。説得力は、営業をする上で、不可欠なスキルと言えます。

営業と聞くと押しの強さをイメージする方も多いかもしれません。しかし、真の営業力とは「強く押さなくても、顧客が納得した状態」を導き出せることを指します。

顧客を説得するには、相手が感じている課題と、自社の商品やサービスを使ったときに得られる効果とがあるのか? 導入した際のメリットなどを、幅広い角度から、細かく説明できるようになると、相手を説得できるようになるでしょう。

課題を迅速に認識する問題解決能力

現状を把握し、整理したり分析したりする、問題解決能力も営業職で必須になるスキルです。課題は、顕在的なものと潜在的なものの2つに分けられます。

顕在的な課題はすでに表面化しているため、発見するのは難しくありません。しかし、潜在的な課題は、まだ顧客自身も気づいていないものです。

相手の状況を丁寧にヒアリングし、これから発生する課題、気づいていないニーズを提示することが必要です。こうして潜在的な課題を発見できるようになると、多くの顧客から頼られるセールスパーソンになれるでしょう。

自社の強みを活かす戦略的思考

営業活動で重要なことは、自社商品の強みを的確に伝えることです。弱みをこちらからあえて見せる必要はありません。それには市場や競合他社の状況を分析し、自社の強みを活かした戦略を練る力が重要になるでしょう。

営業計画達成や新規契約を結ぶにあたっての営業プロセスを作成すると効果があります。目標を達成するには、自らの行動プランを決めて忠実に実行する必要があるのです。

目標達成に向けた強い責任感

営業活動のゴールは、目標数字の達成です。したがって目標達成に向けて強い責任感をもっていることがとても大切です。自らの仕事に責任を持ち、目標達成に向けて積極的に業務に取り組む人は評価されます。

たとえ上手くいかない時があったとしても、向上心を持って努力を続ける姿勢が必要になります。また、苦しい時でも愛嬌のある笑顔を見せられれば、周囲から好かれるはずです。

顧客のために、責任を持って行動する懸命な姿を見せると、それに応じて顧客も心を開き、セールスパーソンを信頼して、商品やサービスを購入してくれるようになります。

営業職への転職のポイントと注意点

あらゆる業界で営業職が必要とされます。転職しやすい業界とハードルの高い業界があるため、それをあらかじめ理解しておくと良いでしょう。このセクションでは、営業職への転職のポイントと、注意点をまとめていきます。

営業職に転職しやすい業界

営業職へ転職する場合、比較的転職しやすい業界の営業職を知っておくと、効果的に就職活動ができるでしょう。

転職しやすい業界は

 

・不動産業界
・人材業界
・IT業界
・保険業界

などが挙げられます。

不動産業界

不動産業界は、営業職の求人数が多く、営業の単価が高いため、売上に応じてもらえるインセンティブが高い傾向があります。やりがいを感じやすい業界だと言えるでしょうにつながると考える方も多くなっています。

宅地建物取引士やマンション管理士などの資格があると、転職に有利で収入もアップしやすくなります。

不動産業界に限らず、資格取得の勉強をしながら転職活動を並行すると有利になるかもしれません。

人材業界

人材業界では、主に人材採用を強化したい企業向けに営業活動を行います。人材不足が加速している中で人材業界は需要が高い業界です。

人材業界の営業職へのニーズも高まっており、比較的転職しやすい業界と言えるでしょう。

IT業界

SaaSを中心にIT業界ではメーカー各社がしのぎを削って営業を強化しているのがIT業界です。コロナ禍の影響でリモートワークやオンラインでのやりとりが急速に浸透したため、クラウドを活用したサービスはここ数年で急成長を続けています。

新しいサービスが市場へ供給されやすいので、営業人材のニーズは高止まりしている状況です。ITが苦手でも、商品知識を身につければ十分に活躍できる余地はあるでしょう。

保険業界

保険業界は、以前から競争の激しい業界として知られていますが、未経験で挑戦する人が多いため業界として育成の仕組みが整っているといっていいでしょう。

保険や金融に関する知識は勉強して身につけていく必要がありますが、ヒアリング力や提案力といった営業に必要な基礎を磨き、顧客の生涯に寄り添う姿勢が問われます。

挑戦しやすい反面、営業パーソンによって最も成果の差が出やすい分野だといえるかもしれません。

プロセルトラクションが営業職への転職をサポート

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営業職に向いていない人の特徴と克服のための方法

ここまで記事を読んでくると、自分は営業職には向いていないかもしれないと、不安になった方も多いかもしれません。このセクションでは、営業職に向いていない人の特徴と、克服のための方法をそれぞれ解説していきます。

営業職に向いていない人の特徴

営業職に向いていない人は、下記の4つの特徴を持っている可能性があるかもしれません。

〇コミュニケーション能力が低い

〇プライドが異常に高い

〇相手の話を聞かない

〇キャリアアップ志向がない

コミュニケーションが苦手

コミュニケーション能力は、営業職に必須の能力です。ただし人と話すのが苦手であっても克服できます。相手の話に耳を傾ける能力の方が話す力よりも大切になるからです。

また、誠実さと素直さがあれば、相手も信頼してくれるようになりますし、営業職として活躍できるようになるでしょう。

プライドが以上に高い

次に、プライドが高い人も営業職に向いてない可能性があります。これまでの自分の業務や経験にこだわり、新しいやり方に順応しづらいためです。

営業に限ったことではありませんが、新しい職場での仕事を円滑に行うのは難しいでしょう。

相手の話を聞かない

さらに、相手の話を聞かないという方も、営業職には向いていないでしょう。営業職は、自分が話すよりも、相手の話を聞くほうが重要になるからです。

話す力が低くても、リスニングする力が非常に優れている人は、営業成績で上位になれるともいわれます。

また営業の初心者にありがちなのが、相手へ上手に質問できないというケースです。これは質問が思いつかないというよりも、相手の回答を「うまく返せなかったらどうしよう」という恐怖心が働くためです。その結果、一方的に営業側が話し続けてしまい、まともな商談にならないのです。

キャリアアップ志向がない

最後に、キャリアアップする意思がない人も営業職には向いていません。

「ノルマを達成できなくてもいい」
「給料さえもらえればいい」

このように考えてしまう方は、営業職という仕事に、真摯に向き合えないため、向いていないと言えるでしょう。

営業職に向いてない人でも克服できる方法

営業職に向いていないと現時点で感じていても、諦める必要はありません。

基本的に、求められる5つのスキルでまとめた内容を、自分なりに考え、それらのスキルを伸ばしていくと、営業マンとしての土台が出来上がります。

特に重要なのは、下記の3つの点です。

〇コミュニケーション能力

〇問題解決能力

〇責任感を持った学習意欲

まずは、コミュニケーション能力を伸ばし、話す力よりも聞く力を高めましょう。ヒアリング力が高まると、自然と説得力も生まれてくるものです。

また、問題解決能力も鍛えると効果的です。営業では様々な課題に対応する力が求められるので、この力を伸ばしていきましょう。

さらに、責任感を持ち、学習意欲を向上させるとさらに効果的です。営業活動は、常に状況が変化します。そのため、新しい知識やトレンドに敏感になれると、それが自己成長につながっていくのです。積極的に学習し、業界や商品に関する知識を高めていきましょう。

 

営業職に転職する3つのメリット

営業職に転職すると、主に3つのメリットを体感できるはずです。

このセクションでは、営業職が持つ、優れたメリットを3つ紹介し、それぞれ解説していきます。

成果次第で収入が増える

営業活動は、契約を結んだり、商談が成立したりすると、それが直接的に会社の利益へとつながる仕事です。ですから、自分の頑張り次第で、会社に貢献できる特徴があります。

さらに、営業の仕事は歩合制であるケースが多いため、給与とは別に歩合給を支給される場合も多くなっているのです。特に不動産業界は扱う商品の単価が高いため、歩合の比率も高めになっています。

トップクラスの営業マンになると、年収1000万円超えも珍しくありません。これはやりがいにもつながりますし、営業職の持つメリットの1つと言えるでしょう。

将来のキャリアの幅が広がる

営業職は、実に多彩なスキルを身につけられるのが大きな特徴です。

特に

〇提案力

〇企画力

〇コミュニケーション能力

〇交渉力

〇管理能力

これらのスキルがバランスよく高まるのです。

また、特に専門性の高い営業職では、深い知識や他人が真似できないような営業のスキルを習得できるでしょう。

 

営業で培った経験や能力は、その後のキャリアアップを考える際にも大きな力になってくれるはずです。

やりがいのある仕事ができる

営業活動は、数字で評価されやすいと言えるでしょう。もちろん、数字で評価されるのが苦手という人もいるかもしれません。それでも、仕事の評価基準があいまいな職種よりも、数字を出せばしっかり評価してくれる営業職の方が、やりがいにつながりやすいです。

売上や顧客の獲得数や成約数などで、営業マンは会社から評価されます。つまり、頑張れば頑張るほど、それが直接的な評価につながっていくのです。

「今回これだけ頑張ったんだから、次回もきっとできるはずだ!」

と、前向きな気持ちになり、モチベーションのアップにもつながるでしょう。

営業職の注意したい2つのデメリット

営業職には優れたメリットがある反面、少なからずデメリットも存在します。

このセクションでは、営業職を目指す時に注意したい2つのデメリットを、それぞれ解説しますので、確認しましょう。

時間外労働が発生しやすい

営業の仕事は、顧客に対して商品やサービスを売るだけではありません。具体的には、企画書の準備や自身の売上管理、他部署との調整や自部処理など、やるべき仕事が多くあります。

大企業などでは、ノー残業デーといった法律に則った残業管理がされていますが、中小企業は、この辺の残業管理が曖昧な傾向があります。そのため、毎日深夜まで残業があったり、休日も出社しなければならなくなったりと、体力面や精神的にも負担がかかりやすいといえるでしょう。

ノルマによるプレッシャー

営業は結果がすべてといわれるため、どんなに時間をかけて丁寧に準備したとしても、契約が取れないままで評価されるのは難しいでしょう。

「結果はダメだったけどよくやった」

「目標は達成できなかったけど給料させもらえればいい」

このような考え方では、営業マンとしてやっていけませんし、すぐに限界がやってきます。

また、常にノルマというプレッシャーがあるため、それに対応する強い精神力も求められるでしょう。

営業職には、このような厳しい面もあるのですが、それ以上に目標を達成し、会社から評価された時の充実感は、何事にも代えがたい大きな力になります。

まずは一歩踏み出し、必要となるスキルを1つずつ高めていけば、きっと信頼される営業マンとして、充実した生活を送れるようになるでしょう。

営業職に転職し充実した仕事をしよう

営業職は求人数が多いため、誰でも転職できると思われがちです。しかし、実際には厳しい面があると、この記事でまとめてきました。確かに営業職へ転職するのは大変ではあるのですが、全く不可能ではありません。

今回の記事では、営業マンを目指す方に向けて、身につけたいスキルや、営業マンとしての能力を高める方法、そしてメリットやデメリットなどを解説しました。これから営業職を目指す方は、この記事を参考にして、1つずつ問題をクリアにしていきましょう。

営業職への転職を目指すならプロセルトラクション

プロセルトラクションは、リクルートなどの大企業からスタートアップまで幅広く経験してきた営業のプロ集団です。営業職でキャリアを積みたいと考えるあなたのサポートを致します。ぜひお気軽にご連絡ください。

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