30代未経験から始めるフリーランスを成功させるための道しるべ

2024.08.13
30代未経験から始めるフリーランスを成功させるための道しるべ

会社や団体に雇用されずに、個人として仕事を請け負うフリーランスという働き方に注目が集まっています。自身の専門的なスキルを活かして、都合のよい時間に気に入った仕事で収入を得られるのがフリーランスの魅力で、子育てや介護といった家庭の事情を抱えている方には特に人気の高い働き方です。

しかし、30代で未経験のままフリーランスに転身するのは、十分な収入が得られるかが不安な方も多いでしょう。正社員で働いた経験のある方は、再び正規雇用に復帰できないのではないかと懸念をもつ声も聞かれます。

初期投資が少なくて、誰でも始めやすいフリーランスとしての働き方に挑む方法を、特に30代の方に向けてまとめましたので、最後までご覧ください。

 

目次

30代・未経験者でもフリーランスに転身しやすい職種3選

フリーランスとして仕事を自力で獲得しやすい職種がおすすめです。特に30代の未経験からフリーランスを目指す場合は、長期間の勉強時間がなくても手軽に始められる職種からチャレンジするのがよいでしょう。

ポイントは、仕事を獲得したら、その実務経験を通じてさらなるスキルアップを図ることです。

おすすめの職種を3つ紹介します。

IT技術を扱うエンジニア

フリーランスとして独立を目指す方に、エンジニア職は特におすすめです。

成長をつづけるIT分野では常に人材が不足していると言われています。なかでもエンジニアに対する需要はとても高く、未経験者でも知識に応じて難易度の低い仕事からスタートすればフリーランスとしてのデビューは十分に可能です。

エンジニアを名乗るには、最低限のプログラミング知識は必須ですが、教材やスクールも豊富にあります。無料で提供されている情報もあるので、最低限の知識を身につけつつ、仕事の獲得を目指します。

理論とセンスの組み合わせでステップアップできるWEBデザイナー

WEBページのデザインや設計を手がけるWEBデザイナーもフリーランス向きの職種です。Photoshopやillustratorといったグラフィックソフトの活用、XDをはじめWebページそのものレイアウトやデザイン、HTMLやCSSなどマークアップ言語を使って業務を行う場合もあります。

WEBデザイナーは、センスや感覚が重視されると思われがちですが、デザインにもセオリーがあります。理論をベースにした「人が美しい、見やすいと感じるデザイン」の原則を身につけることで、仕事の幅を広げていけるでしょう。

PCと文章を書くスキルだけでスタートできるWEBライター

オウンドメディアやニュースサイトなど、WEBの発達にともなって掲載する記事を執筆するWEBライターの需要・供給がともに増えています。

最低限の文章を書くスキルさえあれば、パソコン1台で、どこでも働けることが魅力です。

ただし参入しやすいメリットがある反面、仕事の報酬にはかなりばらつきがあります。作成した記事を上位に表示されやすくするSEOライティングができると比較的多くの仕事を獲得しやすくなります。

さらに金融、健康、教育といった特定の分野に強みがあると有利です。

 

未経験者がフリーランスになるための3つのステップ

個人で仕事を依頼されるために必要なのは実績と信頼です。まったく経験のない職種で仕事を任されるようになるまでには、それなりの準備が必要です。

自由に見えるフリーランスですが、王道といえる3ステップを順にご紹介します。

どんな仕事をしたいかイメージして職種を選ぶ

まず経験の有無にかかわらず、どんな仕事をしたいか、適性がありそうか、興味をもてるかをイメージしてください。

フリーランスにどのような職種がを確認するには、ランサーズやクラウドワークスなどクラウドソーシングサイトを見るとよいでしょう。

実際にどんな仕事が募集されているかを確認できるので「これなら自分でもできるかも」「挑戦してみたい」と思える仕事を絞り込みます。

最低限のスキルや知識を習得する

興味をもてる仕事が見つかったら、次はその職種で働くために、必要なスキルと知識を身につけなくてはなりません。フリーランスを名乗るのは誰でも自由です。しかし仕事を見つけて、安定的な収入を得ることは簡単ではありません。

何のスキルも、実績もない人には、怖くて仕事を依頼しにくいのは想像がつくでしょう。まずはスキルを身につけ、同時にそのレベルを効果的に伝える必要があります。

職種によって勉強方法は異なりますが、今やYouTubeやWebページなどで、無料で勉強できる手段も多く存在します。より効率的に学習したいなら、費用をかけてスクールに通う方法もおすすめです。オンラインで手軽に学べる選択肢も数多くあるでしょう。

多くの講座では「このレベルまで達したら、仕事の獲得を挑戦する」などと目安を示してくれるはずです。

クラウドソーシングなどを介して受注に挑戦する

2大大手サービスであるランサーズやクラウドワークスに利用登録し、仕事への応募を開始します。多くの案件には受からず、最初に獲得できるまで時間がかかることでしょう。さらに獲得できたとしても初心者向けで難易度が低い業務で、報酬は安いのが普通です。しかし、まったくの未経験でも必要スキルを身につけ、仕事が獲得できた事実は大きな自信をもたらしてくれます。

さらに次のステップとして、自分の仕事の実績やスキルレベルを掲載したポートフォリオを制作してください。実績を積むとポートフォリオはさらに充実し、より営業活動がスムーズに進みやすくなります。応募先の企業からも好印象を持たれる可能性が高まるの、過去に担当した仕事の内容を記録するとともに、ポートフォリオに掲載するための許可を取っておくことが重要です。

30代の強みを活かしたフリーランスのメリット

フリーランスとして働くメリットはたくさんあります。これまでに一定の社会人経験があるのも、30代ならではの強みとなります。

30代にとってのメリットを3つ紹介します。

自分の裁量で仕事に取り組める

フリーランスの業務には、決まった勤務時間がありません。その日のスケジュールは、仕事のペースなどを考えて、全て自分の裁量で決められます。

また、働く場所も自由なケースが多いので、自宅はもちろんですが、カフェやコワーキングスペースなど、仕事をしやすい環境を選べるため、それも一つのメリットです。

取引先も自分の意志で選べます。特定の組織に属するわけではないため、やり方次第で、組織の枠を超えた幅広い人脈作りができるでしょう。自発的に行動できれば、有益な情報を得られたり、さらなるスキルアップが期待できます。

育児や介護など家庭の事情で時間的な制約がある方には、特におすすめです。一時的に仕事の量をセーブするなど、持続的に仕事を続けるための環境づくりが重要です。

スキルアップによって収入を高めやすい

フリーランスは、収入が不安定だと思われがちですが、正社員の給料以上に稼げる可能性もあります。自身のスキル次第で、収入がどんどん増えていくケースは珍しくありません。

正社員は、毎月決まった給料が振り込まれ、ボーナスも魅力ですが、裏を返せば給料はほぼ一定の固定給です。優れた業績をあげても、急激に月収が倍増するとは考えにくいでしょう。

一方、フリーランスは、実績を積み重ねることで、より好条件の案件を獲得しやすくなります。同じ時間をかけてもより報酬の高い仕事なら、収入はさらに伸びるでしょう。

ストレスを軽減できる

フリーランスになると、決まった勤務先へ通勤する契約を結ばなければ、毎朝出社する必要はありません。ラッシュ時の満員電車に乗らなくても良くなり、これが最大のメリットだという人もいます。

会社員時代には上司や部下、取引先を自分の好みで選ぶのは不可能といってよいでしょう。フリーランスになった人の多くが、会社員の時と比べてストレスが少なくなったと感じるのは、人間関係を自由に選択できることも大きいでしょう。

プロセルトラクションがフリーランスの就労をサポート

この記事で30代の未経験者がフリーランスを目指す方法は説明していますが、未経験からフリーランスとして成功するのは、簡単ではありません。そこでプロセルトラクションでは、あなたにマッチした、さまざまなサポートをしています。ぜひお気軽にご連絡ください。

まずは話を聞いてみる

 

フリーランスとして必要な6つのスキル

フリーランスとして活躍するためには、スキルアップが欠かせません。各職種で求められる専門的なスキルのほかに、あらゆるフリーランスに身につけてほしいスキルを6つにまとめました。

 

情報収集と分析能力

フリーランスは、情報を収集する力とそれらを分析する能力が大切です。

世の中の情勢を知り、クライアントのニーズを想像すること、これは案件の獲得につながる考えです。

日々のニュースチェックはもちろんですが、キュレーションメディアなどを活用し、情報の感度を高めると効果的です。ただしオンラインの情報だけだと、視点が狭くなり偏りが出てしまう懸念があります。対面のイベントに参加したり、書籍などを参考にしたりするなど、幅広い視点を持って、市場の動向を探ると良いでしょう。

徹底した自己管理能力

フリーランスには自分自身を律する管理能力が求められます。自己管理を徹底しなければ、会社員と違って管理・指導してくれる人はいません。怠けたぶんだけ収入が減るのも自然な流れです。業務の取り組み方や、スケジュールの進捗状況などは、すべて自分でチェックする必要があります。

受注できた仕事に対して、自分で作業のペースを考えながら効率的にこなしていかなければ、納期を守れないでしょう。

私生活でも規則正しい生活を心がけるようにしてください。不摂生が原因で信頼を失ってしまうと、もう戻ってこない可能性があります。

優れたコミュニケーション能力

成功するフリーランスになるためには、コミュニケーション能力も鍛えておきたいものです。フリーランスはクライアントから課題をヒアリングし、解決策を提案する機会が多いためです。

獲得した案件によっては、自分で資料を作ってプレゼンテーションをしなければなりません。相手の要望を正確に理解した上で、自分のアイディアを伝える必要があるわけです。このような理由から、優れたコミュニケーション能力は必須になります。

人間関係に適応する能力

職場環境や、人間関係の変化に対応するスキルも身につけましょう。フリーランスは、1つの案件が終了すると、今度はまた別のプロジェクトに移らなければなりません。

次々にクライアントから仕事が紹介されるケースは、それほど多くありません。ただし案件ごとに仕事環境が大きく変わるため、どんな職場や人間関係であっても、高いパフォーマンスを発揮できる適応能力が大切です。

常に新しいスキルを学ぼうとする意欲

常に新しいスキルを学ぶ姿勢は重要です。フリーランスの世界は甘くありません。実力主義の世界であるため、新しい技術に柔軟に適応できると、高収入を得やすくなります。

例えば、スキルが高くて向上心のある人と、スキルがそこそこしかない人では、当然スキルの高い人に仕事を任せます。クライアントも、同じ額の報酬を支払うなら、スキルの高い人に仕事を依頼したいわけです。

そのため、「この人に任せたい!」と思ってもらえるように、常に自分を磨き、スキルのアップデートをしていかなければなりません。

基本的なビジネスマナー

自由に見えるフリーランスですが、会社員以上にビジネスマナーが求められます。一人の社会人として、基本的なビジネスマナーは身につけるようにしてください。

フリーランスはクライアントと接する機会が多く、マナーに注意することで良い印象を与えられるかもしれません。敬語の使い方や、名刺交換の作法、そしてTPOに合わせた服装など、基本的なビジネスマナーは押さえておきましょう。

問題が発生した時の対処方法も大切です。報告・連絡・相談をしっかり行い、ミスをしても基本的なマナーを守るだけで、クライアントからの印象は悪くはならないでしょう。

フリーランスとして働くためのスキル習得方法6選

フリーランスに必要なスキルが判っても、それをどうやって身につければ良いのか、判らなくなってしまうかもしれません。そこでこの項目では、フリーランスとして結果を出すための、スキルの習得方法を6つに絞り、それぞれ解説しました。

成功している人を真似る

スキルを身につけるために、何からすればいいのか判らない人は、今現在活躍しているフリーランスを真似してみると良いでしょう。成功しているフリーランスをよく研究するわけです。

そうすると、

「どうして大きな仕事を取れるのか」

「どんなスキルを持っているのか」

「こういう問題が起きた時どうやって解決するのか」

など、成功した理由がいくつか見えてくるはずです。最初はそれを真似してみて、徐々に自分なりに修正していき、あなただけのスキルとなるように訓練しましょう。真似から入るのは誰でもできますので、まずは試してみてください。

実際に作業をして実務経験を踏む

フリーランスを志したら、まずは何でもいいので仕事をするようにしてください。実際の作業を通じて身につくスキルというものもたくさんあるからです。

実際にフリーランスの世界では、実務経験の有無によって参加できる仕事もあるので、始めるのは早い方が良いでしょう。フリーランスとしての知識を身につける姿勢も必要ですが、実践ほど効率的にスキルを高められる場所はありません。

現場で仕事をしていくうちに、次第にスキルが身につきますし、自分に何が足りないのかが見えてきます。現場での経験を積み、問題はやりながらクリアにしていくという姿勢の方が、フリーランスとして成功する可能性が高いのです。

資格の勉強を行い基礎知識を学ぶ

フリーランスの世界では、資格が必須なわけではありません。しかし、資格は自分の持っているスキルを証明できる重要なツールなので、持っていて損はないでしょう。

ですから、資格勉強を通じて知識を得るというのも、スキルを高めるための1つの方法です。国家資格はもちろんですが、ツールの販売会社が提供するベンダー資格もあります。公式サイトなどを使って、自分の目指す職種に合った資格を選ぶと良いでしょう。

クライアントも、仕事を依頼したい候補者が、同じくらいの能力であったら、最終的に資格の有無などで、選定するかもしれません。そのため、知識を高めるための資格取得は重要になってくるでしょう。

セミナーや勉強会に積極的に参加する

スキルアップのためのセミナーは、とくにオンラインでは、いたるところで行われています。スキルアップのためのセミナーや勉強会に参加すると、比較的安いコストでスキルアップを図れます。最先端の技術や考え方に触れられるため、他の参加者と交流を深めるためのチャンスにもつながります。

同業者や講師らと名刺交換をすると、自然と人脈が広がっていくでしょう。ここから、仕事に依頼が舞い込む可能性もあるのです。勉強できる内容や参加条件はもちろんですが、講師の経歴をしっかり確認し、自分に合ったイベントに参加するようにしてください。

書籍やWebサイトを通し勉強をする

書籍やWEBサイトから学習する方法もおすすめです。書籍には、ネットでは手に入らない貴重な情報があったりするので、WEBサイトと書籍の両方から知識を得て、勉強すると良いでしょう。

学習サイトは無料で利用できるケースが多いため、コストを抑えつつ網羅的に学ぶのに適しています。特にIT分野でフリーランスを狙う場合、プログラミングの基礎から応用まで学べるサイトも増えているので、これらのサイトを利用すると良いでしょう。

体系的に知識を高めるためスクールに通う

金銭的な余裕があるのであれば、スクールに通うという方法もおすすめです。スクールは効率的にスキルを身につけるカリキュラムが豊富にあります。疑問点などをその場で講師に聞けるという点も優れたメリットです。

スクールを選ぶ際のポイントはいくつかあります。

具体的には

「自分が希望する職種のカリキュラムがあるのか」

「何かあった時のサポート体制は充実しているか」

などを基準にして選ぶと効果的です。

また、仕事と家庭を両立できるかどうかも考えるようにしてください。そして、確実にスキルが身につくスクールに通うと良いでしょう。

フリーランスの収入の仕組みと定義

フリーランスとして事業を行う際、収入の仕組みはしっかり把握するようにしてください。

この項目では、

 

「売上」

「収入」

「所得」

 

以上3つの「儲け」に関わる用語の解説をしました。

それぞれの正確な意味を把握できれば、経理作業を正しく行えるようになりますし、確定申告や納税といった、税務上の手続きなどもスムーズに進むようになるでしょう。

 

H3:売上とは?

まずは、「売上」の定義について解説します。

売上とは、一年間に商品やサービス、業務受託報酬など、事業によって得られた収益を指します。

 

また、事業用の商品などを、事業主のために利用したケースもあるかもしれません。

その場合には、「家事消費」として販売相当額を売上に含めますので、こちらも覚えておきましょう。

 

H3:収入とは?

収入は、売上よりも広い範囲を指します。

個人事業主の確定申告で計算する「事業収入」というものがあります。収入は事業収入だけではなく、「雑収入(その他の収入」を含みますので、押さえておきましょう。

 

雑収入は、事業に関連する収入を表す用語ですが、本業から生じる収入ではありません。

具体的には

 

「事業を行っていく中で発生した空箱、作業くずの売却代金」

「仕入割戻」

「開業祝い金」

 

などが該当するので、覚えておきましょう。

これを計算式に表すと、

 

「事業収入=売上+雑収入」

 

となります。

但し、事業の内容によっては、事業収入がそのまま売上となるケースも多いです。

また、事業収入以外にも色々な種類の収入があるので、押さえておいてください。

例えば

 

「不動産収入」

「配当収入」

 

などです。

フリーランスとして働く場合、全ての収入を種類ごとに決められた方法で計算しなければならないため、こちらも覚えておきましょう。

所得とは?

最後に「所得」を解説します。

所得は、一年間に得られた収入から、経費や所得控除を差し引いた純額です。

税金の計算では、所得に応じて最終的な課税額が来まります。

収入が多くても、経費が大きい場合は所得が低くなり、収めるべき税金も少額になります。

また、フリーランスを始めとした個人の税金計算において、売上、収入、所得の3つの計算期間は、1月1日から12月31日までです。

 

フリーランスが安定収入を得るための5つのコツ

フリーランスは、企業で働く正社員のように、毎月決められた額の収入があるわけではありません。請け負った仕事の単価や数によって収入が決まってしまうためです。この項目では、フリーランスの収入を安定させるためのコツを5つ紹介しました。

納期は必ず守る

フリーランスとして成功するために、与えられた納期は必ず守るようにしてください。

クライアントも、納期に合わせてあなたに仕事を任せているので、これがズレてしまうと信頼関係が崩れてしまいます。

 

単発での仕事以外の、客先常駐型のようなスタイルで働く場合も同じです。

決められた期限までに、依頼された仕事を完成できるように、しっかりスケジュール管理をしてください。

 

常にスキルアップを目指す

フリーランスは、自身の能力の高さが、そのまま収入や受注成績につながっていきます。

ですから、日々スキルを身につける努力を忘れてはなりません。常に学び続ける姿勢を持ち、自分の知識やスキルをアップデートしていきましょう。

 

特にIT系の分野では、今自分が持っている知識が数か月後も使えるとは限りません。

ですから、今得意としている分野を伸ばしても良いですし、プラスアルファになるようなスキルを身につけていくと、安定した収入を得られるようになるでしょう。

 

新しい仕事にチャレンジする

フリーランスの仕事は、毎月決められた数だけ与えられるわけではありません。むしろ、同じ仕事を継続して行えるケースは多くないのです。ですから、同じような仕事をするのではなく、関連性の高い別の分野の仕事も受けるようにすると良いでしょう。

これによって、自分の視点が広がっていきますし、仕事に対するモチベーションも上がっていくかもしれません。

例えば、WEBライティングをしていて、いつも健康や運動といった記事を書いていた人でも、幅を広げて不動産や、人材派遣といった新しい分野に挑戦していくと、自分の中での引き出しが増えていき、収入も増えていくでしょう。

継続した営業活動を行う

与えられた仕事をただこなすだけでは、フリーランスとしては成功しません。

自分から積極的に営業活動を行っていくと良いでしょう。これが仕事を絶やさないためのコツです。

一旦仕事が途絶えてしまうと、次の仕事を見つけるまでに時間がかかってしまいます。そうならないために、常に営業活動を行い、企業側にもアプローチをかけるようにしてください。相手とのつながりを保ち続けるための、地道な営業活動が重要です。

人脈を作る努力を怠らない

クラウドソーシングでも、現実の取引でも、人脈づくりを怠らないようにしましょう。

なぜなら、信頼関係を作り人脈を広げていくと、それが継続的な仕事の受注や、新規の受注につながっていくためです。

これは、エージェント経由で仕事を探している人も同じになります。1つのエージェントだけではなく、複数のエージェントと信頼関係を結んでおけば、いつでも最新の情報を手に入れられ、それが結果的に安定した収入源の確保につながるのです。

効率的な仕事をするためのフリーランスの営業方法4選

フリーランスが安定して仕事をこなしていくためには、継続した営業活動が重要になります。そこでこの項目では、効率的な仕事をしていくための営業術を4つ紹介しました。営業活動を行う際の参考にしてください。

SNSやブログを利用し情報を発信する

自分のブログや各種SNSを利用し、営業活動をすると良いでしょう。特に、事業内容や仕事に対する考え方などを情報にして発信するようにしてください。特に、インターネット社会となった現代では、誰もが当たり前のようにインターネットを通じて情報を得ます。

「自分は〇〇を得意としています」
「こんな仕事を探しています」

などの情報を常に発信していくと、それを見たクライアントから声がかかるケースもあるでしょう。この時、仕事の内容だけではなく、仕事への取り組み方や理念なども一緒に発信すると、共感や信頼感を持ってもらえるためおすすめです。

各種交流会に参加し案件獲得を目指す

スキルアップや情報交換を目的とした交流会やセミナーへの参加もおすすめの営業方法になります。これらのイベントに参加し、人脈を増やせれば、これまで関わりのなかったクライアントへのつながりも生まれるでしょう。

特にインターネットを利用してたくさんの交流会やセミナーの情報を探せます。また、個人で交流会を企画し、SNSで情報を発信している人もいますので、探してみると良いでしょう。

エンジニアについての情報を探しているのであれば、

「エンジニア交流会」
「IT交流会」
「WEB交流会」

などといったワードでネット検索をすると、色々な情報を引き出せるでしょう。

このような交流会に参加すると、案件獲得の可能性が上がりますし、仲間から刺激を受けて、モチベーションアップにもつながります。

実績となるポートフォリオを制作する

自分の実績が一目で判るポートフォリオの作成も、おすすめの営業活動の1つです。

具体的にポートフォリオには、下記の内容を盛り込むと良いでしょう。

  • 経歴
  • 現在のスキルや使えるツール
  • コンペの受賞歴や資格
  • この先のビジョン
  • 過去の制作実績

実際の作品は、仕事上で制作した成果物だけではなく、趣味で作ったものも含めると効果的です。このような作品を混ぜて載せておくと、自分が楽しめる仕事を受注できる可能性が上がるでしょう。

 

企業に営業メールを送り積極的にアプローチする

企業に営業メールを送るという手法も、地味な作業ではありますが効果的です。

メールを送る際も、対面での営業活動と同じように、相手の要望をしっかり読み取っていくようにしてください。

また、メールでの営業はお互いの顔が見えない分、対面よりもさらに丁寧なコミュニケーションが必要になります。

営業メールは、下記の内容を意識しながら書くようにしてください。

 

「自分の得意な仕事を明確に書く」

「具体的な実績(ポートフォリオ、過去の事例)を載せる」

「読みやすい文章を書く」

 

以上をまとめて本文に記載すると、効果的な営業メールが作れるでしょう。

 

未経験からフリーランスを目指し充実したワークライフを送ろう

フリーランスという仕事は、様々な可能性を秘めています。自由な時間帯で働けますし、スキル次第で高収入を得られるでしょう。もちろん、30代の未経験であってもフリーランスを目指し、働けるようになります。

今回の記事では、30代の未経験者がフリーランスとして働くための方法をまとめました。主に、始めやすい職種、求められるスキル、安定して仕事を受注するための方法など、幅広い視点でまとめましたので、ぜひ、参考にしてください。

 

プロセルトラクションがフリーランス活動をお手伝いします

プロセルトラクションは営業・マーケティング職の知見が深く、求人案件も豊富です。未経験でも始めやすいフリーランス案件も豊富に揃っておりますので、ぜひご相談ください。あなたの夢を叶える転職をサポート致します。

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