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第二新卒で転職を成功させるには?新卒採用と比べて有利な点を解説

2024.04.15
第二新卒で転職を成功させるには?新卒採用と比べて有利な点を解説

第二新卒での転職を目指す人も多いはずです。新卒採用で入社した企業に対して、不満がある方もいるかもしれません。できれば、同じ業種に就きたい方、あえてまったく異なる業界に飛び込みたい方と、今後の希望もさまざまな方がいるはずです。

2~3年以内に1社目を退職することに対して、後ろ向きなイメージを持たれることもありますが、多少なりとも社会人経験を積んでいる第二新卒の求職者を歓迎する企業も少なくありません。

この記事では第二新卒ならではの強みを活かした転職の流れ、注意すべきポイントや、異業種へのチャレンジ方法まで、転職を成功に導くための秘訣をまとめました。この記事を読み、自信を持って次のステップに進めるようにしてください。

第二新卒の定義

第二新卒は、大学などを卒業して新卒として就職したものの、3年程度で転職活動をする若手の求職者を指す言葉です。4年制大学を卒業して3年程度であれば、25歳前後の方が該当します。ただし、高卒や専門学校卒で年齢の若い方、逆に大学院まで進学していて年齢が高い場合もあるでしょう。企業によっては、25歳を超えていても、第二新卒として受け入れてくれるケースがあります。

第二新卒者の特徴と市場での価値

第二新卒は、新卒とは異なり社会人として経験を積んでいます。新卒の場合、新入社員研修などで社会人としてのスキルを一から教育する必要がありますが、第二新卒にはその必要はありません。最低限のマナーを習得し、仕事の流れを理解しているため、教育的な負担が企業側に少なくなります。

これまで積んできた経験の中身によって、また業種によっては第二新卒を即戦力として計算しているケースもあります。企業にとっては初期の教育コストをかける必要がない点が第二新卒を採用するメリットです。

このため、新卒より第二新卒を積極的に採用したいという企業も増えています。

また、第二新卒はポテンシャルで採用されやすいという特徴もあります。年齢的に若く、前の会社の色にそこまで引きずられず柔軟性が高い人物として見てもらえるためです。

中途採用の場合は、専門的なスキルや経験がないと難しいケースが多いですが、第二新卒であれば、ポテンシャル次第で、経験が少なくても採用されやすいという特徴があります。これが第二新卒の特徴であり、市場での価値と言えるでしょう。

 

第二新卒の転職のメリット3選

第二新卒は、新卒と比べると採用のハードルが高いと指摘されるケースもありますが、実際はそうではありません。むしろ、第二新卒だからこそ受けられるメリットが多くありま

第二新卒が転職する際のメリットを3つに絞り、解説します。

経験を活かしたキャリアアップ

第二新卒には社会人としての数年の経験があります。この経験を活用した新たなキャリアアップが望めるでしょう。例えば、前職がIT業界であった場合、ITという専門分野で学んだ経験や、技術的な知見を兼ね備えているケースが多いです。

これらの経験は、転職先でのキャリアアップの大きな足がかりとなるでしょう。これまでの経験を、どのようにして次のステップに活かせるのか、これらをアピールできれば、経験を活かしたキャリアアップが可能になるでしょう。

新たな分野への挑戦の機会

第二新卒の転職は、新しい分野に挑戦しやすいです。キャリアチェンジの転職において有利になるでしょう。なぜなら、未経験の業界を目指す場合、若年層ほど有利になるためです。20代で尚且つ第二新卒であれば、キャリアチェンジするのにベストなタイミングと言えるでしょう。

第二新卒の年齢は、新卒採用の社員とせいぜい数年の差しかありません。業界未経験の人材を一から育成しても、まだ十分に活躍してくれる年月が残っているため、企業は第二新卒の育成を嫌うことは少ないでしょう。しかも社会人としてのマナーなど基礎的な能力は、新卒社員よりも高い場合が多いため、成長が早い可能性もあります。

より良い労働条件を求められる

第二新卒は、一度社会人として企業で務めた経験があるため、次の転職先を選ぶ際は、より具体的な要望を持って交渉に進めるようになるでしょう。

前職で技術的なスキルを高め、それらを新しい職場でも発揮できると明確に証明できれば、より良い労働条件を引き出せるようになるはずです。これも、第二新卒が持つ大きなメリットの1つと言えるでしょう。

企業によっても異なりますが、新卒よりは高い給料を提示されるかもしれません。

 

第二新卒の転職活動の流れと準備方法

第二新卒の転職しやすいというメリットを活かすために、第二新卒に向けた転職活動の流れ、具体的な準備の方法について細かく解説していきます。

新卒のとき以上に自己分析を行う

新卒採用でも、自己分析をしたはずです。その結果をもとに、自分はどんな仕事をしたいのか、なぜこの企業に入社を志望するのかを明らかにして、エントリーシートに記載したのではないでしょうか。

第二新卒の転職では、新卒時よりもさらに徹底した自己分析が求められます。将来なりたい理想の姿を思い描くとともに、1社目で実際に働いてみた実感を織り交ぜる必要があります。

なぜ「転職する必要があると感じた」のか、を論理的に示さなくてはなりません。

効果的な履歴書と職務経歴書の作成

自分自身を強くアピールするために、履歴書と職務経歴書の作成はとても大切です。

履歴書には自分の基本情報を記載するだけでなく、自身の強みを伝える小さな「売り文句」があると良いでしょう。

例えば「問題解決能力に長けている」「チームワークを重要視する」など、具体的な特性と、その理由を簡潔に説明できると、優れた履歴書が完成します。

次に職務経歴書は、単純に経験した業務を羅列しただけでは意味がありません。前職で達成した成果や、具体的な数字を用いて、実績を強調すると良いでしょう。プロジェクトでの成功や売上向上の実績など、貢献した内容を明確に示せるようになると、採用担当者の興味を強く惹けるようになるはずです。

2~3年のキャリアでも、自分自身がこだわってきたことを数値で表せるのが理想です。

求人情報の探し方と応募戦略

第二新卒の転職活動では、応募する企業の条件にこだわり過ぎないほうが賢明です。条件にこだわり過ぎると、具体的には前職との給料の増減を気にし過ぎると企業の選択肢が減ってしまいます。

条件にこだわり過ぎると、自分の可能性を潰してしまうため、注意が必要になります。第二新卒の方の場合「給料は〇〇円以上」「規模の大きな会社」「福利厚生が充実」など、前職の事例から転職先の条件を厳しくしてしまいがちです。

譲れない条件を持つのは大切ですが、企業に求める条件は3つ程度に絞って下さい。また、他人のアドバイスを聞くなどして、幅広い視野を持って転職活動を進めると良いでしょう。

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第二新卒が注意すべき点と避けるべき落とし穴

第二新卒は比較的転職しやすいという特徴がありますが、注意すべき点と、陥りやすい落とし穴がいくつかあります。このセクションでは、第二新卒が注意すべき点と、避けるべき落とし穴に関する情報を細かくまとめました。

過去の経歴と将来の目標の整合性

第二新卒の転職活動では、中長期的なキャリアイメージを持って望むようにしてください。なぜなら、5年後、10年後に自分自身がどうなっていたいか、明確にイメージできれば、それを叶えるために、今から何をするべきなのかがハッキリするためです。

自分の過去の経歴をもとに、そこから将来の目標を考えるようにすると良いでしょう。中長期的なキャリアイメージを持ち、それを説明できるようになると、採用担当者にも仕事への熱意が伝わりやすいです。

この時、仕事だけのプランを考えるのではなく、プライベートやライフイベントなどの将来設計を並行して考えておくと、より具体的なイメージが膨らむでしょう。

転職理由の説明とアピールポイントの強化

第二新卒の転職活動は、転職理由の説明と、自身のアピールポイントを強化すると上手くいきやすいです。特に転職理由に関しては、明確にしておく必要があります。なぜなら、転職理由を曖昧にすると、結局何を軸にして転職活動を行えばいいのか判らなくなるためです。

「残業が多い」「仕事内容が自分に合わない」など、前職の仕事への不満から転職を考えた方も多いでしょう。

ただし、転職理由はネガティブなものにしないようにしてください。「転職することでどうなりたいのか」といった、ポジティブなものに置き換えるようにすると効果的です。

ネガティブな転職理由だけでは、同じ状況になった時、転職が逃げ道になってしまう可能性があります。さらに、企業側からも「同じ理由でまた辞めるかもしれない」「上手くいかないと他人のせいにする」など、マイナスのイメージを持たれやすくなります。

さらに、アピールできるものはしっかりと武器にした方が良いでしょう。短期間であっても社会人として働いた経験があるのですから、基本的なビジネスマナーは備わっているはずです。

自分自身をアピールする際には、過去の成功体験や失敗体験などを踏まえ、何をどの程度できるスキルがあるのか、この点を具体的に説明できると効果的です。

転職によって何を成し遂げたいのか、そして自身のアピールポイントを把握しましょう。同時に、これらを明確にして転職活動を行うと上手くいくはずです。

最適な業種や職種を選ぶ

自分に適した業界や職種を選択するためには、徹底した自己分析と市場調査が重要になります。

まずは、自分の強みや、何に興味があるのか、そして価値観と、キャリアで達成したい目標を明確にするようにしてください。これらをしっかり分析すると、自分自身がどのような業界に合っているのかがハッキリします。自分のスキルも最大限発揮できるようになるでしょう。

次は、市場の調査です。興味のある業界や職種の現状や、将来性、求められるスキルをセットにして考えるようにしてください。具体的には、業界の情報誌やWEBなどを利用して情報を収集すると良いでしょう。

さらに、目指している業界や職種で働いている人に話しが聞けるのであれば、そのような対話も非常に大切になります。実際の仕事内容や業界の雰囲気などが、正確に判るようになるでしょう。

第二新卒が異業種への転職を成功させるための秘訣

第二新卒は異業種への転職もしやすいという特徴があります。しかし、ポイントを抑えないと、異業種への転職は難しくなってしまうでしょう。そこで、このセクションでは、第二新卒が異業種への転職を成功させるための秘訣を、詳しく解説していきます。

異業種への転職の目的をハッキリさせる

異業種への転職は、新たな分野での知識やスキルが必要になるため、それらを学ぶために大きな努力と時間を要するでしょう。目的を持たないまま、漠然とした理由で異業種への転職を考えるのはいけません。

なぜなら、異業種へ転職する目的がハッキリしていないと、困難に直面した際に、動機を見失いやすくなってしまうためです。明確な目的があると、困難を乗り越えるための強力な動機付けができるので、長期的な視点で、キャリアを発展させられます。

自分の目的をしっかりと定めれば、転職後のキャリアパスを考える上でも役立つでしょう。何を達成し、どのようなスキルを身につけたいのか理解するようにしてください。これが、新しい業界での成長や成功につながっていくのです。

アピールできるものは全て武器にする

異業種への転職を考える第二新卒の方にとって「アピールできるものは全て武器にする」という姿勢は極めて重要になります。なぜなら、新しいフィールドで自身の価値を証明し、採用担当者に自分を選んでもらう必須の戦略になるためです。

異業種へ転職する場合、それまでに得た専門的な知識が、直接的に活かせないケースもあります。しかし、その代わりに柔軟な思考力や学習能力、適応能力などが高く評価されるでしょう。

第二新卒は、社会人経験はあるのですが、長く働いたわけではないので、スキルが高いわけではありません。だからこそ、柔軟な思考力や適応能力などの、汎用的なスキルの高さを証明できると、上手く転職活動が進むわけです。

異業種への転職は、自分自身を多角的に見せられるようになりましょう。自分の経験やスキルを多面的に捉えると効果的です。同時に、それらをどのように新しい業界で活かせるかを、具体的に説明するようにしましょう。

第二新卒での転職活動を成功に導こう

若手の人材を求める企業が多いため、第二新卒であっても転職のチャンスは増えています。確かに、第二新卒は転職しやすい傾向があるのですが、事前に知っておくべき情報がたくさんあるのです。

今回の記事では、第二新卒が転職活動を成功させる秘訣をまとめてきました。主に、自己分析の方法や、異業種への転職の可能性、そして、具体的な転職活動の流れまで解説したので、この記事を参考にしながら、第二新卒の転職活動を成功させてください。

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