ゼロから始める営業の副業!収入アップを目指すための完全ガイド

2024.04.17
ゼロから始める営業の副業!収入アップを目指すための完全ガイド

本業で営業職として活躍しているセールスパーソンにおすすめしたいのが、副業としての営業。具体的には、営業支援や営業代行などの業務です。営業力のある人材を求めている企業は、想像以上に多く、インセンティブなどによって本業を上回るような収入を副業で稼ぐことも決して不可能ではありません。営業スキルの本質は、商品の内容や値段によって変わるものではないため、正しいスキルをもった人材には稼ぐチャンスです。

今回の記事では、営業を副業にする際の基本情報や、手順、メリットとデメリット、報酬の目安、そして注意点を紹介していきます。営業で副業でもダブルに収入を得る新しいワークスタイルを模索してください。

営業を副業として始める場合の基本情報

まずは、副業で営業代行などを始める場合の基本的な情報をまとめました。

副業としての「営業代行」

営業を副業にする場合、まず選択肢として挙がるのは営業代行です。その企業の営業パーソンとして、商品やサービスを実際に売り込むミッションを担います。

とはいえ、客先を訪問するフィールドセールスの役割ばかりではありません。

本業の勤務が優先されるため、土日や空き時間を使って副業を行うのが原則となります。したがって、隙間時間にできる業務を行うのが一般的です。

また本業に支障の出るような働き方、競合となる商品を扱うことなどは、多くの企業が就業規則などで禁止しています。

 

営業代行の具体的な仕事は、多岐にわたります。

・テレアポ
・見込客へのフォロー
・商談(オンライン含む)
・WEB集客

テレアポは、ターゲットとなる顧客に対し、電話で連絡をして、商談や訪問のアポイントを獲得します。

見込客のフォローとは、メールやSNSなどを使って定期的にコンタクトを取り、相手にとって有益となる情報を提案し、信頼関係を高めます。

相手との時間調整も必要ですが、商談も営業代行の仕事の1つです。依頼企業の代わりに、商品の説明や提案を行い、成約化を狙います。

さらにWEB集客には、アフィリエイトやSEO対策、ホームページ、SNS運営なども広い意味では含まれます。マーケティング代行に分類されるケースもあるでしょう。

「営業代行」以外の営業関連の副業

営業代行以外にも、営業関連の副業も紹介します。

・営業マネジメント
営業資料作成業務
・営業研修の実施

営業マネジメントについてですが、これは目標達成に向けて、営業マンの行動やモチベーションを管理する仕事です。営業マン一人ひとりの管理を行い、組織全体のパフォーマンス向上や総合的なマネジメントを行っていきます。

営業マネジメントを副業にする場合、過去に営業組織で責任者をした経験のある方には一定のニーズがあるでしょう。

営業担当者が商談やプレゼンで使用する資料作成を代行する業務にも需要があります。営業で使う資料には、見やすさや判りやすさが求められます。営業側のニーズにあったデザインを提案できる方ならチャレンジしやすいはずです。

それ以外にも、打ち合わせをし、ヒアリングした情報をもとに資料を作成するため、なるべく依頼主の要望に近い成果物を作るスキルも求められます。

また依頼企業の新しく採用した人材などに、営業としての心構えをレクチャーする講師としての役割が求められます。

営業未経験の社員に対して、テクニックを教育する場面では、ロールプレイングも行います。自身でカリキュラムやスライドを作り、過去に蓄積したノウハウを伝えるやり方がよいでしょう。

営業を副業する場合の3つの手順

営業関連の副業を行う場合、行うべき3つのステップがあります。

1.営業で必要になる実績や資料の制作

営業関連の副業を行うにあたって、まずは実績(ポートフォリオ)をまとめます。自分で仕事を受注する際のアピールポイントとして使うことが目的です。

営業職が本職なら、副業で営業を始める場合でも、本業で培った営業スキルを説明できると効果的です。本業と関連する、親しいジャンルの商品を扱っている企業で、営業の副業を行うと、実績をアピールできるため有利になるでしょう。

2.クラウドソーシングサイトに登録する

「副業で営業活動をしてほしい」という企業を探す、マッチングするにはクラウドソーシングや副業紹介サイトに登録し、自分の希望に合った案件を探すのが、一番オーソドックスな方法です。

クラウドソーシングや副業紹介サイトといったプラットフォームは、業務委託としての営業職を探している企業と、個人をつなぐ場所を提供しています。登録後は、自分のスキルや経験に合った案件を積極的に探し、応募していくと良いでしょう。

3.経験や人脈をもとに案件を探す

自身の経験や人脈を活用し、営業案件を探す方法も有効です。例えば、業界のイベントやセミナーに参加し、新たなコネクションを築いていくと、副業の機会を見つけられるようになるかもしれません。

さまざまなネットワークを活用すれば、業界の最新情報を得られますし、直接企業にアプローチできるようになるでしょう。

営業を副業にする4つのメリット

営業を副業にすると、それ以外の副業では得られない、大きなメリットを受けられるようになるはずです。このセクションでは、営業を副業にするメリットを4つに絞り、それぞれ解説していきます。

費用をかけずにスタートできる

営業を副業にする際の大きなメリットは、費用をかけずにスタートできるという点です。わざわざ事務所を構えたりする必要はありませんし、商品の在庫を抱えるというわけではありません。

また、クラウドソーシングや副業紹介サイトへの登録は無料なので、自分の体を1つで始められるようになるでしょう。自宅をオフィスとして利用し、既存のデバイスを使えば、初期投資はほとんどかからないのでオススメです。

本業を超える収入になる可能性がある

営業関連の案件は、高額な商品が多い傾向があります。また契約を獲得できると、インセンティブが設定されているケースが多いため、成果を上げるほど、収入が増える仕組みです。高額な案件をこなしていけば、本業以上に稼げる可能性があるのがメリットです。

成果に直結する報酬システムは、モチベーションの維持にもつながりますし、より多くの収入を目指す、強い動機付けとなるでしょう。

副業で得た実績をキャリアアップに使える

営業の副業を通して得た実績は、将来のキャリアアップに大きく貢献します。また、異業種での営業経験は、多角的な視点を身につけられますし、本業においても、新たな価値を見出してくれるでしょう。

将来的に転職をしたり、独立をしたりしようと考えている方の場合、副業で得た実績は、自身のアピールポイントにもつながります。これが、周囲の営業マンとの差別化につながっていくのです。

ジャンルを超えた人脈を増やすきっかけとなる

副業で営業を始めると、さまざまな業界の方と接点を持てます。これが、幅広い人脈作りにつながっていくのです。具体的には、副業で得た人脈を通して、新たな見込顧客を紹介してもらえるかもしれません。

また、転職や独立などを考える時の、アドバイスやサポートなどをしてくれる人に出会える可能性もあります。人脈作りから得られるメリットは、非常に大きいので、これも営業を副業とする場合の良さと言えるでしょう。

プロセルトラクションが営業の副業活動をサポート

プロセルトラクションは営業・マーケティング職の知見が深く、求人案件も豊富です。営業を副業にする際に適した案件も豊富に揃っておりますので、ぜひご相談ください。

まずは話を聞いてみる

営業を副業にする2つのデメリット

営業を副業にすると多くのメリットが受けられるようになりますが、少なからずデメリットも存在します。

本業に支障が出る恐れがある

副業に力を入れすぎると、本業の仕事に身が入らなくなってしまう恐れがあります。具体的には、副業に時間を取られすぎたり、疲労がたまり集中力が続かなくなるケースがあるのです。副業の対応をするために、本業を休んでしまったら意味がないので、業務量の調整力が求められます。

トラブルが発生した際自己解決しなければならない

営業の副業は、個人で契約している業務です。そのため、トラブルが発生した際は、自己責任で対処しなければなりません。特に、受注した顧客との間で起きたトラブルで責任を問われた場合、損害賠償を請求されるケースもあるので、覚えておきましょう。

このようなトラブルを起こさないためにも、常日頃からクライアントとの関係を密にしておくようにしてください。そして、損失があった際の、責任の所在なども明示しておくようにすると効果的です。

 

営業を副業にすると得られる報酬の目安

副業で営業活動をすると、どのくらいの報酬を得られるようになるのかという点は、非常に気になるポイントです。営業の副業は、案件の報酬形態によって、得られる収入に幅があります。

固定報酬型のケース

固定報酬型は、営業の成果に関わらず、あらかじめ時給や日当が決められたタイプです。収入の予定が立てやすいというメリットがある反面、大きく収入を得るのが難しい報酬形態になります。

初めての副業なら時給1,500円前後の案件が応募の目安となるでしょう。高額な条件は競争が激しくなり、案件獲得が難しいでしょう。

成果報酬型のケース

成果報酬型は、営業の成果によって報酬が変わってくるタイプです。成果が大きければ収入が上がりますが、成果を出せなければ、報酬はゼロになってしまいます。

報酬の相場は、テレアポの場合1件につき15,000~20,000円。商談の場合は、1件当たり30,000円前後、受注した場合は売上の30~50%というのが、一般的な成功報酬型の相場です。

複合報酬型のケース

複合報酬型は、固定報酬型と成功報酬型を組み合わせたタイプになります。成果を問わず、一定の金額は固定され、成果に応じて報酬が増減するという仕組みです。安定性とインセンティブ(報奨金)のバランスが優れている報酬形態と言えるでしょう。

 

営業を副業にする際に抑えておく2つの注意点

最後に、営業を副業にする際に、必ず押さえておかなければならない点を2つ解説します。収入を確実に増やし、安定的に業務を行うために、あらかじめ確認しておきましょう。

勤務先の了承を得る

副業を始める前に、現在勤めている本業の会社の許可を得るようにしましょう。無断で副業を行うと、就業規則に違反する可能性があります。企業は、副業を禁止はしていないものの、届け出が必要と定めているケースが多いため、副業可能かどうかしっかり確認してください。

また、仮に副業の許可が出ても、副業の内容の報告を求められる場合が考えられます。

確定申告を必ず行う

国税庁の指針によると、副業の所得が20万円を超える場合には、確定申告が必要であるとされています。一般のサラリーマンであれば、個人的に確定申告は行いませんが、副業を本格的に始めなら、準備が必要です。

所得とは、収入-経理で計算するので、仮に年100万円の副業収入が得られても、かかった経費が80万円以上あれば確定申告は不要です。経費を適切に計上すると、所得の金額が抑えられるので、節税にもつながるはずです。

※出典:国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」

 

営業を副業にしてキャリアアップにつなげよう

営業を副業にすると、追加の収入を得られたり、新たなスキルを習得できます。また、現代社会は働き方が多様化されているため、営業の副業は有力なワークスタイルの選択肢となるでしょう。

今回の記事では、営業を副業にする際の基本的な知識や、始め方の手順、メリットとデメリット、報酬の目安、そして注意点を幅広く解説してきました。本記事を参考にしながら、自分に合った副業を見つけ、キャリアアップにつなげてください。

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