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営業への転職は未経験でも可能?営業の職種や求められる能力を解説

2023.11.4
営業への転職は未経験でも可能?営業の職種や求められる能力を解説

営業を未経験の方でも「営業職に関心がある」「未経験だが営業職に転職してみたい」と考えている方も多いことでしょう。

営業職といえば、転職直後から成果を求められる、常にハードワークが連想され、未経験からの転職は難しそうなイメージがあります。

しかし実際には、未経験から営業職に転職し、活躍する人も少なくありません。また営業職は、慢性的に不足しているため、未経験者歓迎の案件も多くあります。

 

また業務内容によっては、未経験者でも即戦力になれる新しい営業の職種も増えています。

本記事では、未経験者でも転職できる可能性が高い、営業職の職種や必要な能力について解説します。

営業職には未経験でも転職できる

営業職は、業界を問わずあらゆる企業で必要とされているため求人数が豊富です。業界によっては慢性的に営業職が不足しているため、未経験歓迎の募集も少なくありません。

厚生労働省がまとめた令和5年7月分の一般職業紹介状況によると、営業職の有効求人倍率は2.11倍です。6月には2.03倍、5月には1.99倍だったことからも、営業職の求人が増えていると判断できます。

営業職は、資格不問のケースが多いのも特徴のひとつです。入社後の研修や資格取得制度が充実している企業が多く、未経験者でも転職のハードルが低いでしょう。

営業の職種と仕事内容

営業職には、多くの職種があります。そのなかでも近年、需要が増えている職種を紹介します。

 

新規開拓営業

新規開拓営業は、これまで取引がなかった相手と契約を結ぶ営業手法です。新たな取引先を開拓する方法で、一般的に営業と聞いて思い浮かぶのはこの職種でしょう。

昔ながらの電話営業や飛び込み営業も行いますが、メールやSNSを駆使した営業や展示会に出展する方法も増えています。

ルート営業

ルート営業は、すでに取引を行っている既存顧客を対象とする営業手法です。

自社の商品を扱っている店舗や企業を巡回し、既存商品の販売状況確認と同時に、新商品や新サービスの紹介を行います。

受け持つルートや顧客は前任者から引き継ぐケースが多く、未経験者が営業職に慣れるのに適した職種です。

インサイドセールス

インサイドセールスは、内勤営業とも呼ばれます。直接相手先に出向かず、電話やWeb会議で営業を行う新しい手法です。

見込み顧客への初回接触を行い、好感触だった場合はフィールドセールス担当に引き継ぎます。遠方の相手にもコンタクトしやすく、マメにフォローできる点が特徴です。コロナ禍以降ニーズが高くなり、求人数が増えています。

営業未経験者がインサイドセールスに転職を考えている場合は、SaaSなどのIT系スタートアップ企業が狙い目です。近年市場が伸びている業界であるため、未経験者でも成果を出しやすいでしょう。

反響営業

インターネットやテレビ、新聞、ダイレクトメールなどを通して広告活動を行い、自社に興味を持ってくれた相手に営業する手法を反響営業と言います。

興味を持ち問い合わせてくれた見込み顧客が対象のため、購買意欲が高く成果につながりやすい営業手法です。

反響営業では、アポなし訪問や関心が低い相手に対する営業は行いません。そのため、未経験者でも比較的取り組みやすいでしょう。

深耕営業

深耕営業は、既存顧客との関係性を深めて潜在ニーズを探る手法です。顧客が悩んでいる課題を探り出し、解決するための商品やサービスを提案します。

顧客との信頼関係が重要視される職種で、「○○さんの提案なら試してみようかな」と思ってもらえると成果を得やすいでしょう。

聞き上手な人や、洞察力が優れている人に向いている職種です。

深耕営業

営業職に求められる能力

営業にはさまざまな職種がありますが、人に接する仕事である点で共通しています。そのため営業人材には、次のような能力が求められます。

コミュニケーション能力

営業職にとって大切なのは、商談を進める際のコミュニケーション能力です。トーク力だけではなく、相手が求めていることを察知して気遣える力が必要とされます。

また営業職にとって、好印象を持ってもらえることも大切な要素です。第一印象の良さや、相手の懐に入れる人当たりの良さなどは天性の能力であるため、重宝されます。

ヒアリング・クロージング能力

営業職は、顧客にとって最適なタイミングで提案を行わなくてはなりません。そのために必要なのが、顧客が抱えている課題やニーズを聞き出すヒアリング能力です。

ヒアリングで聞き出した課題を解決するために説得力のある提案をし、受注につなげるクロージング能力も必要とされます。

成約に結びつけるためには、最後の一押しとして適切なクロージングを行わなくてはなりません。

タイムマネジメント能力

営業職はアポイントメントなど、顧客の都合に合わせる場面が多くあります。そのため、タイムマネジメント能力が必要です。

1日に複数の顧客を訪問する営業スタイルも多いため、時間管理の徹底が求められます

取引先に提案する際の資料作成、社内での事務作業などの発生するため、スキマ時間を活用し効率的に作業を行えるタイムマネジメント能力が問われます。

情報収集・分析能力

営業職は、相手が抱えている課題や原因を分析する能力が必要です。顧客が、自らの課題に気づいていない場合もあるためです。

課題を発見する能力と同時に、情報収集力も必要です。顧客に対して最善の提案を行うために、積極的に最新情報を収集しなくてはなりません。

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営業に向いている人材の特徴

営業未経験の方は、自分に適性があるかが気になるでしょう。営業に向いている人の特徴について、次に解説します。

コツコツ努力できる人

未経験から営業職に転職する場合、すぐに契約が取れるとは限りません。最初はうまくいかないかもしれませんが、コツコツと努力を継続できる人は向いているでしょう。

知らないことを自分から学ぼうとする、勉強熱心な人にも向いています。知識が積み重なることで顧客からの質問に適切に回答することで、信頼獲得につながります。

人と接するのが好きな人

営業にはさまざまな種類がありますが、相手と会話を行う点が共通しています。人と話すのが楽しい、という場合には天職と言えるでしょう。

相手の懐に入り込めるような人懐っこさや愛嬌、どのような人にも合わせられる柔軟さも持ち合わせていれば、営業職に向いていると言えそうです。

体力・精神力ともに強い人

営業職は顧客のタイミングに合わせて動き回るケースが多いため、体力が求められます。

身体的にタフであるのは当然ですが、成約に結びつかない時期に耐えられる精神的なタフさも必要です。さまざまな面において、ストレス耐性が高い人には向いているでしょう。

未経験者でも営業に転職しやすい業界や企業

多くの企業で必要とされる営業職ですが、未経験者が転職する際におすすめの業界を5つ紹介します。

IT業界

IT業界は、営業未経験でも転職可能です。IT業界は現在も成長し続けているため、慢性的に人材不足の状態です。

昨今、急成長を遂げているSaaS(クラウド上のソフトウェア)業界では、未経験者の採用を積極的に行っています。企業のDX化推進に伴いエンジニアを派遣するSES業界でも営業職の需要が高まっており、転職がしやすいでしょう。

営業未経験でもIT知識や資格を持っている場合は歓迎されるため、エンジニアから営業職への転職も可能です。

不動産業界

不動産業界の営業職は、営業未経験者でも比較的転職しやすい傾向にあります。ただし扱う不動産の種類によって、未経験者の転職難易度は異なります。

未経験者でも比較的転職しやすいのは、不動産仲介会社や不動産管理会社でしょう。

ただし大手の不動産デベロッパーへの転職は、未経験者には難しいかもしれません。不動産販売会社の場合は、宅地建物取引士の資格を取得していると転職しやすくなります。

人材業界

人材業界自体、未経験者歓迎の職種が少なくないため、営業未経験でも転職可能です。実務を行いながらスキルを磨ける場合が多く、未経験者にとって転職しやすい環境でしょう。

なかでも未経験者におすすめなのが、求人広告の営業です。求人系Webメディアに広告を掲載してくれる企業を開拓し、戦略提案を行います。

そのほか正社員や領域特化型の人材紹介営業では、大手でも未経験者を採用する場合があるため狙い目です。

広告業界

広告業界の営業職として、広告出稿全般に関わるアカウントエグゼクティブと、メディア戦略を行うメディアプランナーがあります。

営業未経験者には、インターネットに特化した広告代理店のメディアプランナーがおすすめです。メディアプランナーは、担当するメディアの広告戦略を行います。

動画広告やアドネットワーク広告は、近年ニーズが高まっています。そのため未経験者でも転職しやすいでしょう。

保険業界

保険業界は、ほかの業界にくらべて未経験者でも営業に転職しやすいです。未経験でも、入社後に資格を取得できるためです。

初心者の場合は個人顧客への営業がメインですが、法人営業を行う場合もあります。販売するのは、自社で扱う医療保険や生命保険です。

顧客の気持ちに寄り添える人は適性が高く、保険営業に向いているでしょう。

 

営業職に転職するためのステップ

未経験から営業職に転職したい場合は、どのように求職活動を進めるべきか悩むのではないでしょうか。営業職への転職を成功させるには、次のステップで求職活動を行うのがおすすめです。

1.スキルやキャリアの棚卸を行う

転職活動を行う前に、これまでのキャリアや持っているスキルを棚卸します。これまでの経歴や携わった業務を振り返り、自分の強みを探すためです。

スキルの棚卸を行う際は、自分の得意なことと同時に興味のある分野についても深掘りします。自分でも気がつかなかった、新たな特性を発見できるかもしれません。

棚卸した内容をもとに、どの業界の営業職種に転職するか検討しましょう。

2.自己PRや志望動機の内容を整える

転職先の方向性が決定したら、自己PRや志望動機を固めます。最初に、営業職を希望する理由や転職後にやりたいことをまとめます。

次に、これまでの経歴を振り返りながら、プロフィールを作り込みましょう。

準備が整ったら、いよいよ営業職の求人を探します。

3.求人を探して応募する

営業職の求人を探す場合、これまでは求人サイトへ登録する、求人誌やハローワークで探すなどのアクションが一般的でした。

一方、近年は転職エージェントを活用する方法も定着しつつあります。転職エージェントを活用すると、さまざまな業種や職業から自分に合った仕事を紹介してもらえます。そのため、理想とするキャリアアッププランを叶えやすくなるでしょう。

転職エージェントは非公開の条件を多く持っている、転職関連の悩みを相談できる、などのメリットがあるため、一度活用してみるのがおすすめです。

営業求人が豊富な転職エージェントの支援を受けよう

本記事では、未経験の方に向けて営業職の種類や必要な能力を解説しました。営業職は、どの業界においても必要なため、求人を見つけやすいでしょう。

自分に合う営業職に転職したい場合は、求人が豊富な転職エージェントの支援を受けるのがおすすめです。

転職エージェントでは、求人との適正を判断してくれるため、より自分に合った企業や業界への転職が叶います。

自分のスキルや能力の棚卸を行いながら、転職エージェントへの登録を済ませましょう。

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