「効率よくアポイントを獲得し商談機会を増やしたい」
「自社での営業リソースが不足している」
「自社の営業スタッフは、クロージングに専念させたい」などとお考えの場合は、テレアポ代行の活用がおすすめです。
ターゲティングした対象へ確実にリーチするためには、現在においてもテレアポは効果的な手法です。しかし「セールスパーソンに電話をかけさせても、思うようにアポイントの獲得ができない」というご相談も多く寄せられます。
テレアポを代行してもらう場合は、委託先の得意分野やコールの品質などにより、成果に大きな差が表れます。この記事では、成果を得られるテレアポ代行会社の見分け方や費用相場、テレアポ代行会社に依頼できる業務の範囲について解説します。
厳選したテレアポ代行会社を18社紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
- 1 テレアポ代行会社のおすすめ18選
- 1.1 1:Protell BDR【株式会社プロセルトラクション】
- 1.2 2:株式会社 アソウ・ヒューマニーセンター
- 1.3 3:株式会社KMG
- 1.4 4:スマートキャンプ株式会社
- 1.5 5:株式会社ディグロス
- 1.6 6:株式会社 フェローズ
- 1.7 7:株式会社コンフィデンス
- 1.8 8:株式会社キャスター
- 1.9 9:株式会社セレブリックス
- 1.10 10:DORIRU株式会社
- 1.11 11:株式会社ウィルオブ・ワーク
- 1.12 12:株式会社セールスクルー
- 1.13 13:株式会社ネオキャリア
- 1.14 14:株式会社アイランド・ブレイン
- 1.15 15:株式会社soraプロジェクト
- 1.16 16:株式会社StarTwinkle
- 1.17 17:株式会社完全成果報酬
- 1.18 18:株式会社FTJ
- 2 テレアポ代行会社の選び方
- 3 テレアポ代行会社の料金形態別比較
- 4 テレアポ代行会社に委託できる業務内容
- 5 テレアポ代行に依頼するメリットとデメリット
- 6 AI時代におけるテレアポ代行の役割とは?
- 7 プロセルトラクションのテレアポ代行導入事例
- 8 テレアポ代行に関するQ&A
- 9 テレアポ代行ならプロセルトラクションにご相談を
テレアポ代行会社のおすすめ18選

ここからは、おすすめのテレアポ代行会社を18社紹介します。各社の強みを把握するための参考にしてください。掲載している情報は、2025年7月1日現在のものです。
1:Protell BDR【株式会社プロセルトラクション】

<Protell(プロテル)BDRのサービスプロセス>
テレアポに加えて、ターゲティングリストやトークスクリプトの作成と改善、
分析、レポーティングまで対応可能です。

<Protell(プロテル) BDRの特徴>
・独自のトークスクリプト作成スキームと改善スキームにてアポ率を改善
・ターゲティングリスト作成から、レポーティングまでセットで提供
・コールスタッフは全員、テレアポや営業を複数年経験した人材のみ
・契約期間や体制などは、顧客の要望や与件に柔軟に対応
・アポイント取得後には、商談やクロージングまで対応可能(別途料金が発生)
<プロセルトラクションの特徴>
・100以上の、あらゆるB2B新規事業の営業・マーケ組織立ち上げとGrowth、Scaleまでを支援
・すでに成長した既存事業に対するLTV/CAC改善や、アポ獲得単価改善、営業生産性改善の支援実績も多数
・SaaSや広告、HRサービス、X-Techなど先端テクノロジーを活用した事業の営業・マーケの経験や知見を有する
・ターゲットリスト作成からリード、アポイント獲得の「マーケティング」に加えて、商談、クロージングの「セールス」、導入後の活用支援である「カスタマーサクセス」まで、一気通貫した支援ができる体制を保有(ファンクションごとの個別支援も対応可)
<プロセルトラクションの業務内容>
■マーケティングアウトソーシング
・テレアポ代行(Protell BDR)
・ターゲットリスト作成(プロセルリスト)
・インサイドセールスBDR代行(Protell SDR)
・フォーム営業代行(プロセルフォームセリング)
・ABM/セールスレター(プロセルレター)
・インバウンドマーケティング代行
■セールスアウトソーシング
・営業代行(商談、クロージング)
<URL>
https://www.prosell-traction.com/protell/
2:株式会社 アソウ・ヒューマニーセンター

<特徴>
・成果を追及する営業体制を実現
・経験豊富な質の高いスタッフ(アポ率4.8%)
・BtoBの新規開拓が得意
<業務内容>
・営業アポイント代行
リード発掘プロセスを担い、スピーディーにクロージング活動に専念できる環境を提案
専属メンバーが週次で結果検証を行い、成果を追求
<料金体系>
成果報酬(アポイント1件15,000円~)
<URL>
https://www.ahc-net.co.jp/lp/telmarke/
3:株式会社KMG

<特徴>
・電話代行のコールセンター
・成果報酬型のアウトバウンド(テレアポ)やインバウンドで営業活動をサポート
・強引な売り込みではなく、クライアントとお客様が中長期でお付き合いできるようにサポート
・4段階の研修体制を実施する品質第一主義
<業務内容>
・アウトバウンドテレマーケティング
結果・品質とコスト面の両面から、費用対効果を最大化することを目指す
・インバウンドテレマーケティング
電話対応やキャンペーン受付などに対し、24時間365日で対応
<URL>
https://e-kmg.com/outbound/
4:スマートキャンプ株式会社

<特徴>
・SaaS企業を中心にインサイドセールスの支援実績200社以上
・トレンドや陥りがちな課題など新しい情報を常に収集
・採用・ツール・ノウハウ提供など、課題に応じて柔軟なサービスを提供
<業務内容>
・ベイルズ
アウトソーシング活用で効率的に売上拡大を実現
・ベイルズクラウド
誰でも簡単に操作できる機能でインサイドセールス業務の効率化を実現
<URL>
https://bales.smartcamp.co.jp
5:株式会社ディグロス

<特徴>
・「アポイント獲得」と「プロデュース力」に特化したテレアポ代行
・成果報酬型のテレアポ代行
・1,600社以上の支援実績
<業務内容>
・成果報酬型テレアポ代行
お客様の要望に沿った形のアポイントメント(商談の場)をセッティング
アポイントメントの獲得件数ごとに単価設定、課金するサービス(低リスク・低コストで利用可能)
<URL>
https://dgloss.co.jp/tele-appointment/
6:株式会社 フェローズ

<特徴>
・企業と生活者を結ぶ最適なコミュニケーションを創造
・4つの事業領域(人材・コールセンター・セールスプロモーション・教育)で、現場の声を蓄積
・現場の声を情報として変換・共有し、実体が伴う質の高いサービスを提供
<業務内容>
・人材サービス
派遣先で働くメンバーの声を拾い、悩みや課題を解決。モチベーションが高く長期就業に繋がるメンバーを輩出
・コールセンター
業態や特性に応じて最適なコールセンターを設計、運営。課題を可視化し、ニーズに沿った全体設計を行う
・クリエイティブ
プランニング、制作、振り返りまでを一気通貫で実行し、最適なデザインを提案
・教育
生徒の声を聞き、何が彼らにとってのスイッチになるかを探り、自走を促す教育現場を実現
・D2C
マーケティングノウハウを活用し、Web広告を通じて商材価値を伝える
<URL>
https://fellows2008.co.jp
7:株式会社コンフィデンス

<特徴>
・累計1,000社を超える導入実績
・技術開発基点、マーケティング基点での構築が出来ていない事業や、PMFしたものの営業組織の構築が必要な企業のサポートが得意
<業務内容>
インサイドセールスに特化した営業代行による、アポイント設定からWeb 商談、非対面によるクロージングまで。インサイドセールスノウハウを習得し、非対面によるコミュニケーション能力を身に付けたスペシャリストが実施します。
テレアポ代行
ナーチャリング代行
MA導入コンサルティング
8:株式会社キャスター

<特徴>
・リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営
・独自の研修を受けた正社員が「クレームのない営業活動」を実施
・リード獲得に必要な活動から、SFA/MAの導入支援までの営業DXを実現
<業務内容>
・CASTER BIZ assistant
日常業務から専門領域まであらゆる仕事をサポート
・CASTER BIZ recruiting
戦略立案から母集団形成、応募者対応まで一連の採用業務を代行
・CASTER BIZ accounting
日常の仕訳や経理実務、業務コンサル、税理士連携まで幅広く対応
・CASTER BIZ HR
社労士資格保有者監修のもと、人事労務の実務経験豊富なアシスタントが担当
・CASTER BIZ sales marketing
戦略設計から実行まで、セールスマーケ領域を幅広く対応
<料金体系>
・CASTER BIZ assistant:50,600円〜/月
・CASTER BIZ recruiting:431,200円〜/月
・CASTER BIZ accounting:247,500円〜/月
・CASTER BIZ HR:222,750円〜/月
9:株式会社セレブリックス

<特徴>
・営業支援・人材支援事業を通して、お客様の課題解決と収益力向上をダイレクトにサポート
・多種多様の考えやアイディアを掛け合わせ、未知なる可能性を広げることを目指す
<業務内容>
・セールスカンパニー(営業支援事業)
営業手法や、最新セールステクノロジーを駆使して、法人・新規開拓が中心の営業支援サービスを提供
「お客様の買わない理由をなくす」メソッドを核に、クライアントの理想実現と課題解決を追求
・HRカンパニー(人材支援事業)
「人材」と「仕組み」でお客様のあらゆる課題を解決
お客様の課題と向き合い、現場の第一線に立ち、‟専門性“と‟実行力“で収益向上に貢献
10:DORIRU株式会社

<特徴>
・新規開拓の悩みをなくすことに特化
・セールス×テクノロジーを活用し、BtoB/SaaS企業向けのサービスを提供する
・リードジェン領域〜受注に至る各プロセスにマッチした、チャネル拡張サービスを提供
<業務内容>
・商談獲得(DORIRU cloud)
独自開発クラウドツールを用いて、未接点かつ、中堅〜大手企業との新規商談創出を促進するサービス
・インサイドセールス(OSIDASHI)
稼働に合わせてフレキシブル×超高速で対応。インサイドセールス知識やスキルを「伴走型」でサポート
・インサイドセールス(OIDEN)
MQLに向けた商談化支援で、SQLへの変換率、コンバージョン率を改善するためのサービス
・オンラインセールス(ORDERZ)
ターゲティング〜リードジェネレーション・ナーチャリング・クロージングまでを一気通貫で伴走
11:株式会社ウィルオブ・ワーク

<特徴>
・営業課題に合わせた専門チームを構築
・BtoBの新規顧客獲得に強み
・正社員人材の固定配置による実績の安定と向上
<業務内容>
・営業代行・営業アウトソーシング
・インサイドセールス代行支援
・テレアポ代行支援
・カスタマーサクセス代行支援
・営業研修・セールストレーニング
<URL>
https://seiyaku-sales.jp
12:株式会社セールスクルー

<特徴>
・初期費用・月額費用が「0円」(アポ獲得時のみ費用発生)
・高い受注率につなげる独自ノウハウ
・社内人員は商談に集中でき、インサイドセールスが不要
<業務内容>
・テレアポ代行
初期費用・月額固定費無料、成果報酬でリスクなく受注サポート
戦略・スクリプト・リスト作成は不要なので負担ゼロ
<URL>
https://salescrew.jp/apokuru
13:株式会社ネオキャリア

<特徴>
・人材・採用支援やIT、プロモーション、グローバルなど、幅広い事業展開
・各サービスで業界・業種トップクラスの実績
<業務内容>
・コールセンター代行
豊富な導入実績(3,000社以上)と幅広い対応範囲で、お客様の課題に合わせ最適なサポート
・採用代行(RPO)
採用活動にまつわる業務を企業に代わって行う人材サービス(10,000社以上の導入実績)
担当者がコア業務に専念できるようサポート
・業務代行・アウトソーシング(BPO)
アウトバウンド(営業代行)とインバウンド(コールセンター代行)に対応
・人材会社様向け業務代行
派遣新規登録者の呼び込みからスカウト配信代行までを行うサービス
<URL>
https://www.neo-career.co.jp
14:株式会社アイランド・ブレイン

<特徴>
・成功報酬型なので、無駄な営業コストが発生せず、売上に貢献
・新規開拓営業のプロが即戦力として販路拡大をサポート
・条件を満たした高品質アポイントのみを提供
<業務内容>
・営業支援事業(営業代行/営業コンサルティング)
月額固定費0円で独自ノウハウを活用した営業代行
<料金体系>
・テレアポの営業代行:19,800円(税込)/件の完全成果報酬型
<URL>
https://www.islandbrain.co.jp/
15:株式会社soraプロジェクト

<特徴>
・契約後、最短10日でテレアポを開始できるスピード感
・800万社の企業データベースから最適なデータを抽出
・アポインターが取得したリサーチ情報により受注率がアップ
<業務内容>
・テレアポ代行
営業戦略の企画やリスト抽出、電話でのアポイント獲得をサポート
・インサイドセールス
見込み客に対し、適切なタイミングで商談を作る役割を担う
・WEBマーケティング支援
戦略設計・コンテンツ設計運用、インサイドセールスの効果を最大化する施策をサポート
<料金体系>
・テレアポプラン:330,000円〜/月(3ヵ月契約~)
<URL>
https://sora1.jp/telemarketing/
16:株式会社StarTwinkle

<特徴>
・フリーランスが活躍する営業支援組織
・人生はリベンジマッチ!(挑戦する人を応援する風土作り)
<業務内容>
・テレマーケティング
日本一少量から発注可能なコールセンター
・ラクーンコール(電話秘書代行)
会社の代わりにお電話や予約受付を代行
・ネコのてレスキュー(事務代行)
事務代行、WEB編集などねこの手も借りたいときに利用可能
・販促物制作
営業目線の企画力でチラシやWEBサイト制作
・コンサルティング
営業戦略、営業研修、フリーランスの活用など相談
17:株式会社完全成果報酬

<特徴>
・営業代行/営業支援を成果報酬で請け負う営業プロフェッショナル集団
・豊富な経験に裏打ちされた様々なノウハウを駆使して、事業拡大に貢献
・新規顧客の開拓から、新規事業の立ち上げまで横断的に対応
<業務内容>
・テレアポ代行(完全成果アポインター)
・訪問営業代行(完全成果クローザー)
・新規事業、新規プロジェクトの立ち上げ(完全成果プロデューサー)
<料金体系>
・成果報酬型のみ
- テレアポ代行:15,000円~/件
- 訪問営業代行:15,000円~/件
- 新規事業、新規プロジェクトの立ち上げ:応相談
<URL>
https://www.kanzenseika.jp/service/appointer.html
18:株式会社FTJ

<特徴>
・クライアントの事業を加速させる、BtoB特化型コールセンター
・4,000社を超えるお客様に法人向けサービスを展開
<業務内容>
・フォームマーケ(お問い合わせフォーム送信代行)
・テレアポ代行
・コープベイス(法人営業を支援する企業情報のデータベース
・インサイドセールス代行
・Call Hacker
<料金体系>
・フォームマーケ:10円~/件(ロボット・人力)
・テレアポ代行:200円~400円/1コール
・コープベイス:7,500円~/月
・インサイドセールス代行:310,000円/月
・Call Hacker:2,700円/月
テレアポ代行会社の選び方

テレアポ代行会社は、数多く存在しています。選定にあたっては、候補となる代行会社のなかから、次のような項目で絞り込むことをおすすめします。テレアポ代行会社を比較する際にも、以下のポイントを重視しましょう。
アウトバウンドに強い会社かどうか
テレアポ代行を依頼する際には、アウトバウンドの営業に強い会社を選びましょう。
売り込みのためにこちらから電話をかけること(アウトバウンド)が得意な会社と、「お客様お問い合わせセンター」のように受電=インバウンドを行う会社では、ノウハウがまったく異なります。
テレアポを依頼する場合は、積極的で物怖じしないタイプのスタッフが揃っている「アウトバウンド型の代行会社」がおすすめです。
BtoBとBtoCのどちらに強いか
BtoBの場合は高額な商材が多く、ビジネスシーンに適した専門的かつ簡潔な語り口が求められます。一方、BtoCでは親しみやすさと信頼感を両立させた対応が重要です。
BtoB向けのトークをBtoCに持ち込むと堅苦しく感じられ、結果が出にくいことが想像されます。一方、BtoCで求められる親密なトークは、企業に対しては失礼だと受け取られるかもしれません。
ほとんどの代行会社で両方とも対応可能ですが、どちらが得意なのか、どちらの実績が豊富なのかは確認しておきましょう。
類似した商品に関する実績はあるか
自社商品と同ジャンルで似たような商品を売り込んだ実績がある場合は、プラス材料になるでしょう。
個人に洋服を売る場合と、高額な企業向けのシステム導入を勧めるのでは、トークの流れも訴求ポイントも異なります。経験のあるコールスタッフは、顧客から断られた場合の切り返し方も上手です。似たような営業実績のある会社やスタッフを選びましょう。
報酬形態とコスト感は合うか
テレアポ代行会社によって、料金形態は異なります。
テレアポ代行の一般的な料金相場は、以下の通りです。
・成果報酬型:アポイント1件あたり15,000〜50,000円程度
・コール課金型:1コールあたり100〜300円程度、最低1,000コール以上が一般的
・固定報酬型:月額30〜50万円程度が目安
自社の予算と目標アポ数から逆算して、最適な料金形態を選択することが重要です。例えば、月に10件のアポ獲得が目標の場合は、1件2万円の成果報酬型であれば月額20万円程度かかると計算できます。
1件の電話番号に対して、何回コールを行うのかという取り決めも重要です。自社の予算内に収まるかどうかを確認しましょう。
在籍しているオペレーターの傾向はどうか
学生、パートタイマー、正社員など、代行会社が抱えるスタッフの属性は様々です。報酬が高価格な代行会社のほうが、テレアポの品質も高くなる傾向にあります。
また、スタッフが在宅によるリモート勤務なのか、コールセンターに出勤する形式なのかも重要なチェックポイントです。 一般的には、コールセンター方式のほうがリーダーによって管理しやすいため、アポの品質が上がると考えられています。
複数のテレアポ代行会社を併用する方法もある
テレアポ代行会社を比較した結果、複数の会社に同時に依頼するという選択肢もあります。
いくつかの候補まで絞り込めたら、2~3つのテレアポ代行会社に分散して依頼をかけ、競わせるというやり方も有効です。ハンドリングにやや手間がかかりますが、これから先も頼れる会社を選ぶために、試してみる価値はあるでしょう。
安易に価格だけで判断せず、自社に合ったパートナーを探し求める姿勢が重要です。なお、新規に扱う商材がこれまでと大きく異なる場合は、その業界に特化したテレアポ代行会社を新たに選定することも検討しましょう。
安定してアポイントが供給されるようになれば、その後の商談にもリズムが出て、成約につながりやすくなります。まずは試行錯誤しながら、自社の勝ちパターンを確立していきましょう。
テレアポ代行会社の料金形態別比較
テレアポ代行会社選びで重要な要素の1つが、料金形態です。ここでは代表的な、3つの料金形態について説明します。
成果報酬型のテレアポ代行会社の特徴
成果報酬型は、獲得したアポイント数に応じて料金が発生する形態です。アポイントが取れなければ費用が発生しないため、予算管理がしやすいメリットがあります。1件あたりの単価は比較的高く設定されています。
成果報酬型が向いているのは以下のような企業です:
・予算の見通しを明確にしたい企業
・アポイント数よりも質を重視したい企業
・成約率の高い商材を扱っている企業
コール課金型のテレアポ代行会社の特徴
コール課金型は、架電した件数に応じて料金が発生する形態です。効率的に多数の企業へアプローチできますが、アポイント獲得を保証するものではありません。
コール課金型が向いているのは以下のような企業です:
・幅広く認知を広めたい企業
・市場調査的な目的もある企業
・自社サービスを多くの企業に知ってもらいたい企業
固定報酬型のテレアポ代行会社の特徴
固定報酬型は、月額などの定額で利用できる形態です。一定期間内は回数無制限でサービスを利用できるケースもあり、長期的な営業活動に向いています。
固定報酬型が向いているのは以下のような企業です:
・継続的な営業活動を行いたい企業
・営業プロセス全体の改善を図りたい企業
・安定した予算で営業活動を行いたい企業
テレアポ代行会社に委託できる業務内容

前項までに、テレアポ代行会社の選び方や料金形態について解説しました。実際にテレアポ代行会社に依頼する場合、どのような業務をアウトソースできるのかが気になる方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、実際にテレアポ代行会社に依頼した場合、どのような流れで業務を行うかを解説します。
セールスリストの作成
アポイントを獲得したい顧客のリストを作成します。
自社であらかじめリストを用意しておき、テレアポ代行会社に「ここにかけてください」と依頼することも可能ですが、リストの作成から対応できる業者もあります。
テレアポ代行会社で、独自のデータベースを保有している場合は、業種やエリアなど希望の条件を伝えることで、必要なリストを抽出してもらえます。話し合いながら顧客ターゲットのアタックリストをオーダーメイドしてもらう方法で、自社でリストがない、どのような層に関心をもたれるかが想定できないケースに有効です。
従業員が100名を超える規模の企業になると、社長や役員クラスに電話を取り次いでもらうのはかなり困難です。会社名に加えて、個人名も記載されているリストがあると電話セールスの効率が向上するでしょう。自社が過去にコンタクトした経験のある企業のリストに対して、一斉にアプローチする方法も有効です。
トークスクリプトの作成
トークスクリプトとは、どのような順番と言い回しで伝えるかをまとめた、電話営業のための台本です。多数のテレアポスタッフが一斉に電話でアポイント取りを行う際に、トークの品質を一定レベル以上に保つために必要となるものです。
アポイントが取れるかどうかは、商品の内容よりもトークの流れでおおむね決まります。顧客にどのタイミングでどんな質問を投げかけるか、どこから商品の説明に移るのかなどを綿密に設計する必要があります。
以前、筆者が委託を行った際には、依頼側でスクリプトを用意して委託先に渡していました。
しかし、あるテレアポ代行会社の場合は用意したスクリプトをそのまま使うのではなく、言い回しや流れを改善してくれました。プロのアドバイスを取り入れた結果、アポイント獲得数が大きく伸びたという経験があります。
一度作成したスクリプトはそのままにせず、実際に通話で使い改善することも重要です。
実行とフィードバック
代行会社がアポイントを取った場合に報告を受けることはもちろん、顧客からどんな情報が聞けたか定期的にフィードバックしてもらいましょう。日々の報告書を提出してもらい、アポイントについては内容の引継ぎを受けます。
よい報告だけでなく、断られたケースでもその理由を報告してもらうほうがよいでしょう。「NO」の理由を共有、分析すると今後の営業戦略に活かせます。
アポイント獲得後のサポート
テレアポ専門ではなく、営業代行全般を手掛けている会社も数多くあります。こうした会社では、自社で獲得したアポイントに同行、同席しクロージングまでサポートしてくれます。
電話で話し、会う機会を作った本人がいるほうが、相手にとって印象がよい場合もあるでしょう。また、代行会社のスタッフは、説得力や交渉力など、高い能力をもっているケースが多い傾向にあります。
「既定の件数を電話して終わり」ではなく、次にどこを攻めるのか、営業方法を見直す必要があるかなど、戦略的な相談にも乗ってくれる代行会社は頼もしい存在となります。
プロセルトラクションのテレアポ代行には定評があります
プロセルトラクションでは、リクルートなどの大企業からスタートアップまで、サポート経験豊富な「営業のプロ」が多数在籍。あなたの会社にあった方法で、テレアポ代行も含めた営業代行をいたします。
テレアポや営業全般でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
テレアポ代行に依頼するメリットとデメリット

代行会社に委託した場合の一般的なメリット、デメリットについて解説します。テレアポは、営業業務のなかでも一部だけ切り離して委託しやすい業務です。
テレアポ代行会社に依頼するメリットとデメリットについて、それぞれ解説します。
メリット1:自社の営業パーソンが商談に専念できる
セールスに良質なアポイントをパスするため、テレアポ代行会社は一日中アポ取りを行っています。業務を集中化させる分、フィールドセールス担当者がアポイント獲得も兼務する場合に比べて効率的であり、トータルのアポイント数も伸びるでしょう。
自社の営業パーソンは、商談からクロージングに集中できるため、成約率も高まることが期待できます。
また、営業担当者が人手不足の会社であっても、テレアポ代行会社を利用することにより継続的な新規開拓が可能です。
人手不足を理由にビジネスチャンスを逃すことなく、会社の利益を追求できます。
メリット2:一度に多数の企業に訴求できる
コールセンター方式では、一度に何十名ものスタッフが架電可能です。そのため、1週間で数千件の企業に最低1度は架電できます。
新サービスをローンチしたタイミングなど、とくにスピードが問われる場面では代行会社による「ローラー作戦」が有効です。
また、テレアポ代行会社が保有しているリストも活用できるため、自社で新しくリストを作成する時間とコストも削減できます。
メリット3:人件費などの固定費を抑制できる
テレアポを頼みたい時期のみ実施予算内で使える代行会社に依頼することにより、人件費を抑制できるでしょう。
社内にテレアポ専門のスタッフを雇用した場合は、管理にかかるパワーとコストが膨大なものとなります。育成にも時間がかかりますし、電話の様子を社内で常に監督する必要が生じます。リストも次々に供給しなくてはなりません。
当然ながら人件費が発生し続ける点も見逃せません。会社の都合でテレアポのパワーを増減したいのであれば、代行会社に依頼するほうが、費用面でのメリットは大きいでしょう。
デメリット1:成果の差が生まれやすい
テレアポの代行は「実施してみないと結果が分からない」点が、デメリットといえるでしょう。
また、委託料金の高さが、必ずしも品質を保証するとは限りません。同価格帯の会社でも、驚くほど成果に差が出たという報告も多くあるようです。
窓口となる営業担当者やコールセンター責任者の資質、電話を行うスタッフの質、さらには扱う商材との相性によって成果の差が生じるといわれています。
よい成果を生み出すためには、途中経過のチェックが重要です。アポ獲得に難航している場合には早めに手を打ち、トークスクリプトの完成度を高めるなどの改善を図る必要があります。
デメリット2:アポイントの質によるトラブルもある
アポイント代行に依頼したものの、質が低いことによるトラブルも少なくありません。
アポイント獲得を成果とする以上、代行会社は積極的にアポ取得を試みますが、その際の品質管理が重要になります。自社でアポイントを獲得する場合にも「まずは一度、お話を聞いてください」などと、アポイントを依頼するケースもあるでしょう。商談を経て先方の関心が跳ね上がる場合も少なくないため、強引なアポ設定が必ずしも悪いとはいえません。
しかし、筆者はアポイントとは呼べないレベルの商談にも遭遇した経験があります。実際に訪問したところ、相手にまったく購入の意志が感じられず「名刺交換だけでも頼むと言われた」と回答されたため、テレアポ代行会社にクレームを入れました。
アポ獲得によって、代行会社へのインセンティブが追加されるケースでは、強引なアポ設定が生まれやすくなります。あまりにも質が低い場合は、その分の成果報酬を支払う必要はありませんが、かえって無駄な業務が発生することも否めないでしょう。
AI時代におけるテレアポ代行の役割とは?

「最近はAIが発達しているけれど、テレアポも必要なの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。昨今では、AIが自動対応するタイプのテレアポも増えているため、そう感じる人がますます増えているのかもしれません。
結論からいうと、AIが発達してもテレアポは「必要」です。なかでもBtoB営業においては「相手との信頼関係構築」が重要になるため、人の声によるテレアポは、依然として重要な役割を果たすと考えられています。
AIチャットやAIテレアポは人間の感情をくみ取ることが苦手なため、繊細なニュアンスや相手の温度感を把握するためには、人によるテレアポのほうが有利でしょう。とくに高単価な商材やサービスを紹介する場合は、人の声で電話することによって安心感も生まれ、相手の意思決定につながりやすくなります。
BtoB営業の場合は、雑談力も重要とされますが、この部分でも人ならではの強みが発揮できるでしょう。AIテレアポやAIチャットは、スクリプト通りの対話は可能ですが、雑談などのイレギュラー対応は難しいかもしれません。
とはいえ「大量に架電する必要があり、途中で人間のオペレーターに変わればよい」という場合は、AIテレアポを導入するのも選択肢の1つです。また、架電には使用せず「トークスクリプトの最適化」や「リスト作成の自動化」といった場面でのみ、AIを活用する方法もあります。
AIとテレアポは共存できる時代になりつつありますが、最終的には「実際に人間と話す」ことで信頼関係が生まれ、契約にもつながりやすいでしょう。
プロセルトラクションのテレアポ代行サービス「Protell BDR」では、プロフェッショナルのコールスタッフが常駐稼働しております。人の声による丁寧な対応を行なっていますので、テレアポでお悩みの方は、ぜひご相談ください。
プロセルトラクションのテレアポ代行導入事例
プロセルトラクションでは、リクルートなどの大企業からスタートアップまで幅広く支援してきた営業のプロが、あなたの会社に合わせた方法で「テレアポ代行」を実施いたします。
ここからは、プロセルトラクションの「テレアポ代行」導入事例を具体的にご紹介します。テレアポ代行の導入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
株式会社カブキ様「ポケカジラ」
株式会社カブキ様の「ポケカジラ」は、ポケモンカード価格の比較サイトです。2次流通されているカードを、ゲームプレイヤーが購入する際に役立つ比較サイトになっています。
多くのカードショップを掲載することで、比較サイトとして成り立つビジネスモデルのため、多数のショップにコンタクトを取る必要がありました。
新規事業のため、0ベースから掲載ショップを開拓しなければならなかったのですが、営業パーソンが少なくリソースが足りない状態だったそうです。
リソース不足を解消するために、複数のテレアポ代行会社の中からプロセルトラクションにご相談いただきました。限られた予算内でも、さまざまな手法でアプローチ可能な点が決め手となったようです。
実際に、テレアポだけでなく、フォーム営業とセールスレターも組み合わせてアプローチしたところ、確実なアポイントを取得できました。
リスト作成やスクリプト作成、メール対応、営業先の分析などもサポートした結果、当初の目標を上回る数のアポイントを獲得。いくつかのショップと商談を行った結果、9割という高い確率で成約できました。
フォーム営業における好反応や、こまめな連絡・フィードバックについても高く評価していただきました。作成してお渡ししたリストについては、今後もさらにフル活用したいとの声をいただいています。
ラクスル株式会社様「ハコベル」
ラクスル株式会社様の「ハコベル」は、荷物を送りたい企業と運送する企業を結ぶマッチングサービスです。
相談前は、既存顧客への訪問数は少なくないものの、新規顧客へのアプローチが足りず、横展開で売上目標をクリアしているような状態でした。一定数のリードは獲得しているものの、事業成長が停滞しているという懸念があったそうです。
コールドリストにアウトバウンドコールを行い、リードを獲得したいということで、プロセルトラクションにご相談いただきました。
テレアポ専任者を設けたほうが、アポ獲得の効率が高まると考えて、内製ではなくアウトソースにしようと考えたそうです。また、営業キャパシティのオーバーも懸念材料となっていました。
アポイント内容のフィードバック品質が高く、SaaS系サービスの支援実績が豊富な点も依頼の決め手となったようです。
コールドリストへのアウトバウンドコールが、リード獲得手段として有用であるのかを見極める目的もありました。最初は商談数を1.5倍に伸ばす計画でしたが、最終的には2倍に増えています。
受注率の高いアポを供給できた点や、アポイントに至るまでの情報やプロセスを提供できた点も、高くご評価いただきました。
ラクスル株式会社様で今後立ち上げる業務支援サービスにおいても、オンボーディングやカスタマーサクセスでサポートしていく予定です。
一心エステート株式会社様の導入事例
一心エステート株式会社様は、東京都渋谷区の不動産会社です。おもに、渋谷区・港区・目黒区の不動産や中古マンションの売却に強みを持っています。
一心エステート株式会社様では、一括査定サービス経由での問い合わせ対応を、社内のスタッフのみで行っていました。しかし、追客してもアポイント獲得に至らず、通電率も50%ほどだったそうです。コンタクト量の不足も課題となっていました。
テレアポ代行の必要性を感じるなかで、不動産業界にも知見のある会社ということで、プロセルトラクションにご相談をいただきました。
思うように成果が出ないという課題を解決するために、プロセルトラクションの「プロアポコール」を導入することに。
プロアポコールでは、コンスタントにアポイントを獲得し、売上アップにつなげるために「戦略立案」を大切にしています。定期的に振り返りのミーティングを開催し、今後の方針策定を繰り返しました。
また、不動産一括査定サービスの課金申請フォローも行い、審査通過率を向上させることに成功。
今後も、不動産業界出身者が多いプロセルトラクションだからこそできる柔軟な対応で、サポートしてまいります。
プロセルトラクションでは、テレアポ代行のほかにも、さまざまな営業代行を行っています。営業代行の導入事例をご覧になりたい方は、ぜひご覧ください。
テレアポ代行に関するQ&A
Q・テレアポ代行とはどのようなサービスですか
テレアポ代行とは、企業に代わって見込み顧客に電話営業を行い、商談のアポイントを獲得するサービスです。
専門のオペレーターが効率的に多数の見込み客にアプローチし、自社の営業担当者が商談やクロージングに集中できる環境を実現します。テレアポに必要な電話設備やスキルを持ったスタッフを自社で用意する必要がなく、外部リソースを活用して効率的に営業活動を展開できます。
Q・営業支援サービスやインサイドセールス代行との違いは何ですか
テレアポ代行は電話によるアポイント獲得に特化したサービスですが、営業支援サービスは、商談同行や営業戦略の立案なども含む包括的な支援を行います。
また、インサイドセールス代行は、電話に加えてメールやオンライン商談など複数チャネルでの継続的な顧客育成も行います。単発のアポ取得だけでなく、商談化までの一連のプロセスを代行するのが特徴です。
Q・テレアポ代行の費用は固定ですか?それともインセンティブですか?
テレアポ代行の費用形態は、おもに3種類あります。
月額で固定費を支払う「固定報酬型」、アポイント獲得ごとに支払う「成果報酬型(一般的に1件15,000〜50,000円)」、電話をかけた回数に応じて支払う「コール課金型(一般的に1コール100〜300円)」です。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自社の予算や目的に合わせて選ぶことが重要です。
具体的な費用は、代行会社によって異なるため、問い合わせの際に確認してください。
Q・テレアポ代行の成功率(アポ率)の相場はどれくらいですか?
テレアポ代行の成功率(アポ率)は、業界や商材、ターゲット層によって異なりますが、一般的には1〜5%程度が相場です。BtoBの場合は1〜3%、BtoCの場合は2〜5%が目安となります。
ただし、リストの質や代行会社のスキル、トークスクリプトの完成度などによって大きく変動します。
Q・テレアポ代行を依頼する際の最低契約期間はどれくらいですか?
最低契約期間は会社によって異なりますが、多くの場合1〜3ヶ月の契約が一般的です。
成果が出るまでには調整期間が必要なため、短すぎる契約期間では十分な効果が得られないケースもあります。長期的な関係構築を視野に入れた契約がおすすめです。
Q・テレアポ代行を頼むメリットは?
大量のリストに効率よく架電できることです。
またアポイントを獲得することに特化したオペレーターが架電するので、アポイント数の向上も期待できます。
Q・テレアポ代行が向いている企業・向いていない企業の特徴は?
以下のような特徴を持つ企業は、テレアポ代行の利用がおすすめです。
・営業リソースが不足している中小企業
・新規開拓営業に注力したいが人手が足りない企業
・テストマーケティングで反応を確認したい事業部
一方、以下のような企業は、テレアポ代行を利用しても望ましい成果を得られないかもしれません。
・顧客との関係構築を重視し、初回から丁寧な提案が必要
・顧客との関係構築に長期間を要するビジネスモデル
・商材が非常に専門的で説明が複雑
・単価が非常に低く、テレアポのコストが見合わない
Q・コール課金型と成果報酬型、どちらが自社に向いていますか?
業種や目的によって最適な料金形態は異なります。大量のアプローチを行いたい場合や市場調査も兼ねたい場合は「コール課金型」が、確実に成果が欲しい場合や予算管理を重視する場合は「成果報酬型」が向いています。
また、固定報酬型は長期的な営業活動を行いたい企業に適しています。自社の営業目標や予算に基づいて選択しましょう。
適切なテレアポ代行会社を選ぶためには、複数社を比較し、自社の状況やニーズに最も合った会社を選定することが重要です。本記事で紹介した18社のなかから、最適なパートナーを見つけてください。
テレアポ代行ならプロセルトラクションにご相談を
プロセルトラクションでは、皆様のご要望に合わせたテレアポサービスを提供しています。リクルートなどの大企業からスタートアップまでのサポート経験が豊富な「営業のプロ」があなたの会社をサポートいたします。
テレアポについてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。