「セールス資料を送付しても問い合わせがこない」

「効果的にセールスレターを作成・送付したいが、自社内のリソースが不足している」

「相手を惹きつけるセールスレターの文面が思い浮かばない」

といったお悩みを抱えている場合は、セールスレター作成代行を活用するのがおすすめです。

近年は、デジタル化によりメールやSNSでの営業が一般化していますが、あえてセールスレターを郵送することで他社との差別化を図ることが可能です。とはいえ「相手の興味を惹くセールスレターを書くのは難しい」と感じる方も少なくないでしょう。

本記事では、セールスレター作成代行会社に依頼する方法と代行会社の選び方を解説します。自社で手紙を用意するのが難しい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

この記事の目次

優れたセールスレターの持つパワーとは

セールスレターとは「商品やサービスを紹介し、購入につなげる」ために送る手紙のことです。

優れたセールスレターには「読者の購買意欲に訴える力」があるため、たった1通送るだけでも成約につながる可能性があります。セールスレターは、営業パーソンの代わりに集客をしてくれるツールであるといえるでしょう。

ここでは、優れたセールスレターが持つ効果について詳しく解説します。

企業のキーパーソンに直接接触できる

企業の決裁者に訪問営業やテレアポを行おうとしても、なかなか接触できないというケースはめずらしくありません。役職者や決裁者は忙しく、新規営業に対応する時間が取れないためです。部下である担当者にはアプローチできるかもしれませんが、そのまま決裁者に報告されないというケースも多いでしょう。

そこでおすすめなのが、セールスレターの送付です。手紙であれば、忙しい役職者でも自分のタイミングで開封できます。さらに手書きの宛名であれば、ダイレクトメールと差別化されるため、直接キーパーソンの元に届きやすくなります。

セールスレター作成代行会社のなかには、送付先のキーパーソンをリサーチしてくれるところもあります。決裁者や役職者に直接アプローチすることで成約率が高くなるため、活用してみるとよいでしょう。

購買意欲を高めた状態でセールスできる

セールスレターなら、自社商品やサービスの魅力をストーリーテリングで効果的に伝えられます。

「なぜ手紙を送ったのか」「どのような価値が提供できるのか」をロジカルに訴えることで、相手の購買意欲を高められるでしょう。

とはいえ、ビジネスライクな文章しか書いていない方の場合は、セールスレターの作成が難しいと感じるかもしれません。そこでおすすめなのが、セールスレター作成代行会社の活用です。

作成代行会社に依頼すると、セールスレターのプロがストーリー性のあるレターを作成してくれます。セールスレターが自社商品やサービスを効果的にアピールし、読み手の心を惹きつけてくれるでしょう。

デジタル社会において差別化を図れる

手書きのセールスレターは、デジタル社会である今だからこそ「他社と差別化できるポイント」となります。

近年は、ホームページやSNSを介して営業メールが届くことも珍しくありません。だからこそ、あえて手書きのセールスレターを送ることで目に留まりやすくなり、他社との差別化を図れます。

自社で手書きのセールスレターを作成するのが大変な場合は、代行会社への依頼がおすすめです。代行会社によっては、筆文字での宛名書きも請け負っています。

セールスレター作成の流れ

前述のとおり、優れたセールスレターには相手の購買意欲に訴える力があります。しかし、セールスレターを作成し、営業に活かす方法がわからずお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

ここからは、セールスレターを作成する際の流れを解説します。セールスレター作成代行会社に依頼する場合も同様の流れになりますので、参考にしてください。

ターゲティング

最初に、過去の受注履歴や失注履歴を分析し、アポ効率のよい企業群からセールスレターの送付先を選びましょう。

代行会社に送付先リストの作成も依頼する場合は、販売したい商材やサービスについてのヒアリングが行われます。

キーマンリサーチ・リスト作成

セールスレターの送付先が決まったら、どの部署の誰にアプローチするかを検討します。社長のほか、各部署の部長や担当役員が送付先の候補となるでしょう。戦略に基づいて、個人名のリスト作成を行います。

管轄する部署が特定できない場合は、複数部署への送付も可能です。

キーパーソン調査に対応している代行会社に依頼することで、重要な人物に、確実に手紙を届けられるでしょう。

プロセルトラクションのセールスレター代行サービスであるプロセルレターなら、アプローチすべきキーパーソンを特定し、個人の宛名で手紙を送付できます。キーマン接続の難易度が高い、エンタープライズ企業へのアプローチも可能です。

セールスレターの作成

リストアップが済んだら、宛先の企業ごとにセールスレターを作成します。執筆する際には、ターゲットに合わせて1通ずつ文章をカスタマイズします。

開封率を高めるためには、封筒の素材やデザインにもこだわるのも効果的です。作成代行会社に依頼する際には、封筒や用紙の素材、デザインの選択肢が豊富であるかもチェックしましょう。

追客コール

セールスレターの送付後は、送付先に電話をかけて手紙が届いているかを確認します。いわゆる「追客コール」を実施することで、より商談獲得に結びつきやすくなります。

手紙が届いても開封しない、読んでいない、というケースはめずらしくありません。また未着であることがわかれば、改めて送付できるため効率的です。

セールスレター作成代行会社に依頼する際には、追客コールも実施することでリード獲得につながりやすくなります。

リード獲得、クロージング対応

セールスレターの送付や追客コールを実施し、アポを獲得できたら商談を行いましょう。相手の購買意欲を維持した状態で適切なクロージングを行い、契約に結び付けます。

リソース不足により、アポイントの獲得やクロージングを自社で実施できないケースがあるかもしれません。その場合は、追客コールやクロージングも依頼できる、営業代行専門の会社を選ぶのがおすすめです。

一方で、セールスレター執筆だけに特化しており、手紙を出すところでサービス終了という代行会社もあります。セールスレター作成代行会社に依頼する際は、クロージング対応も可能であるかを確認しましょう。

プロセルトラクションのセールスレター代行には定評があります

セールスレター作成代行会社への依頼を検討している場合は、プロセルトラクションのセールスレター代行サービス「プロセルレター」がおすすめです。

プロセルレターなら、戦略的にターゲット企業のキーマンにアプローチできるため、リード獲得率が高くなります。また、手紙の素材や切手のデザインにも徹底的にこだわるため、開封率も期待できます。

営業代行会社であるプロセルトラクションだからこそ、電話での追客や商談獲得、クロージングまで一貫した対応が可能です。セールスレターでお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

プロセルレターについて詳しく知りたい

セールスレター作成代行の料金相場

セールスレター作成を代行会社に依頼する際の費用は、10~50万円が一般的な相場です。セールスレター執筆以外の付加サービスの内容によって、料金が変わります。

セールスレターは、商談の機会を設置して、最終的に成約へと結びつけることを目的として送付します。そのため、サービス料金が安ければよいというわけではありません。最初に見積もりを取り、依頼できる業務内容も含めて検討しましょう。

セールスレター作成代行会社の選び方

セールスレター作成代行会社を選ぶ際に重視すべきポイントは、次の3つです。

1.ヒアリングが丁寧か

セールスレター作成代行に依頼する際には、自社商品やサービスへの想いを丁寧にヒアリングしてくれる会社を選びましょう。

セールスレターの役割は、商品やサービスの魅力を伝えて売上をアップさせることです。売り出したい商品を文章で紹介し、読んだ人の心に訴えかける必要があります。

代行会社に相談や問い合わせをする際には、十分なヒアリング力があるかもチェックしましょう。

2.キーパーソンのリサーチも同時に依頼できるか

セールスレターを送付しても、企業のキーパーソンに届かなければリード獲得には結びつきません。

「担当者様」といった宛名では誰が開封するかわからないため、送付しても営業効果が薄くなります。セールスレターの宛名にキーパーソンの個人名を入れて、直接本人に届けることが重要です。

セールスレター作成代行を依頼する際には、ターゲット企業のキーパーソンをリサーチできる会社を選びましょう。

3.印象的なセールスレターを送れるか

企業のキーパーソンのもとには、毎日多くの郵便物が届きます。そのため、ほかの郵便物と差別化しなければ印象に残らないでしょう。

そのため、封筒のデザインや素材、手書きの宛名などで、印象付けることが重要です。

セールスレター作成代行に依頼する際には、文章の中身はもちろんのこと、封筒の素材や外観にもこだわっている会社を選ぶことをおすすめします。

おすすめのセールスレター作成代行会社11選

ここからは、おすすめのセールスレター作成代行会社11選を紹介します。自社でセールスレターを作成するリソースがなくお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

株式会社プロセルトラクション(プロセルレター)

株式会社プロセルトラクション

<特徴>
・企業のキーパーソンをリストアップし、効果的なアプローチが可能
・エンタープライズ顧客との接続が可能
・ターゲットごとにカスタマイズしたセールスレターを作成
・封筒の素材や切手のデザインにこだわったセールスレターを作成
・手紙の送付後に、電話による追客コールも可能
・アプローチ開始からリード、商談獲得まで最短で1~2週間程度
・要望に応じて、クロージングまで対応可能

<業務内容>
・過去の受注実績をヒアリング
・ターゲティング設定
・キーパーソンのリストアップ
・リスト作成
・パーソナライズセールスレター作成
・追客コール、商談獲得
・クロージング

<料金体系>
・固定報酬プラン
・成果報酬プラン
 ※ご与件、アプローチ数、検証期間によって変動するため要問合せ

<URL>
https://www.prosell-traction.com/abm/

株式会社letable(レタブル)

<特徴>
・単発や小ロットでの発注が可能(1通から利用可能)
・検証にもとづいた最適解を提案
・契約期間の縛りがなく1回ごとの利用が可能

<業務内容>
・送付先リスト作成(別途料金によるオプション)
・最大3パターンの文面作成(別途料金によるオプション)
・最大3回のフォローコール(別途料金によるオプション)

<料金体系>
・基本料金(発注ごと) …50,000円
・手紙作成、送付    …400円/通

<URL>
https://www.letable.jp/

ワードメーカー株式会社

ワードメーカー株式会社

<特徴>
・対象者を明確化してからセールスレターを執筆
・シンプルかつ強調したいポイントを絞った文章
・「煽るセールスレターは執筆しない」のがモットー

<業務内容>
・初回無料相談
・電話にて打ち合わせ
・方向性の提案と詳細な打ち合わせ
・執筆、校正

<料金体系>
・セールスレター執筆代行   …148,000円(税別)
・写真、イラストオプション  …+30,000円(税別)

<URL>
https://copywriting.co.jp/sl/

株式会社カタセル

株式会社カタセル

<特徴>
・100種類以上の制作実績に基づきキーパーソンに刺さるレターを作成
・約24,000社の大手、中堅企業のデータベースからターゲットを抽出
・大手、中堅企業の経営層に近いキーパーソンに営業可能

<業務内容>
・リスト作成
・セールスレター作成
・アプローチ
・定例会議

<料金体系>
・詳細資料ダウンロードにて確認

<URL>
https://katasel.com/

ヴァンテージマネジメント株式会社(Keyman Letter BDR)

ヴァンテージマネジメント株式会社(Keyman Letter)

<特徴>
・130万人の決裁者情報が登録されている「キーマンデータベース」からターゲットの絞り込みが可能
・QPコードを使って決裁者のリアクションをリアルタイムで追跡可能
・決裁者へバイネームで直接アプローチが可能
・セールスチームが、レター送付先に対してフォローコールを実施

<業務内容>
・ターゲット選定
・文面のテンプレートを提供
・フォローコール
・商談獲得

<料金体系>
・無料デモあり
・詳しくは要問合せ

<URL>
https://keymanletter.com/

株式会社Yui’s(レタル)

株式会社Yui’s(レタル)

<特徴>
・セールスライター監修の手紙で平均反響率1~3%
・封筒の宛名は手書き
・680万社の企業DBからターゲットリストを抽出

<業務内容>
・ヒアリング
・リスト作成
・手紙作成、発送
・フォローアップ

<料金体系>
・要問合せ

<URL>
https://lp02.lettaru.com/

TODOKERU(トドケル)

<特徴>
・高品質の封筒にシーリングスタンプと切手を使用
・便箋は直筆にて執筆(一部プランでは直筆印刷)
・封筒の宛名は書道有段者が作成
・エンプラ層のキーマンとの商談も目指せる

<業務内容>
・ヒアリング
・企業戦略
・文章作成、レターシート作成
・執筆(便箋、封筒)
・封入、発送

<料金体系>
・要問合せ

<URL>
https://todokeru-letter.com/

株式会社レノアス

<特徴>
・書道歴30年のプロ書道家が代筆
・美しい筆文字で6%~10%の高い反響率
・オリジナル封筒にこだわっておりサイズ、素材、色のカスタムが可能
・QRコードをDMに印刷しているため顧客行動の分析が可能

<業務内容>
・打ち合わせ
・初稿データ制作、校正
・手紙作成、発送

<料金体系>
・トライアル(500通/月)   …263,000円
・ライト(1,000通/月)    …406,000円
・ベーシック(3,000通/月)  …1,128,000円
・スタンダード(5,000通/月)…1,630,000円
・プロ(10,000通/月)    …3,060,000円
※いずれも12か月契約の利用料金
※3か月、6か月、手書き代筆プランは要問合せ

オプション
・セールスレターライティング…33,000円/500文字
・フォローコール      …660円/3コール、1,200円/6コール
・フライヤーデザイン    …A4両面55,000円

<URL>
https://renoastokyo.co.jp/dm/

シェパード・コーポレーション(レタゲット)

<特徴>
・認定ライターが1通ずつ作成する「完全手書き」のセールスレター
・企業の決裁者、役職者に向けて送る「CXOレター」に特化
・キーマンリサーチで企業の決裁者特定が可能

<業務内容>
・課題ヒアリング
・ターゲット選定、リスト作成
・レター構成、デザイン検討
・文面作成、レター執筆、発送

<料金体系>
・サービス資料ダウンロードにて要確認

<URL>
https://shepered-corp.com/

エクネス株式会社(ロボットレター)

<特徴>
・累積送付800万通の実績あり
・ロボットによる手書き代筆
・高級越前和紙のオリジナル便箋を使用
・10種類の封筒から選択可能

<業務内容>
・ロボット手書き
・封入
・発送
・送付先リストの作成(オプション料金)

<料金体系>
・ショットプラン  100~299通   …830円/1通
・お試し   (3か月)  300通~   …630円/1通
・梅     (6か月) 1,200通~   …530円/1通
・竹     (12か月)3,000通~   …480円/1通
・松     (12か月)6,000通~   …430円/1通
・デラックス(12か月)12,000通~   …410円/1通
・プレミアム(12か月)36,000通~   …380円/1通
※いずれも初期費用30,000円が別途必要

<URL>
https://robot-letter.com/

株式会社RAPAS(もじゴリ君)

株式会社RAPAS

<特徴>
・完全手書きで開封率は83.7%超
・1通ずつ人の手で書く「完全手書き」の代筆サービス
・各企業に合わせて文章をカスタマイズ
・文字の太さや書体、ペンの種類も選べる
・封筒のサイズも選択可能

<業務内容>
・手書き代筆、筆耕
・封入、発送代行

<料金体系>
文字数や筆ペン使用により料金が変わるため要問合せ

<URL>
https://www.mojigori.com/

セールスレター作成代行に依頼するメリット

セールスレターは「ただ文章を書けばよい」というものではなく、読み手の心を動かすための構成や言葉選びが重要です。社内で作成することもできますが、経験やノウハウが不足している場合は、送付しても結果に結びつきにくいでしょう。

そこでおすすめしたいのが、セールスレター作成代行会社の活用です。セールスレター作成をプロにまかせることで得られるメリットを4つ、紹介します。

高い反応率を生み出すノウハウがある

セールスレター作成代行会社は、経験や知識に裏付けられたノウハウを豊富に持っています。そのため、単なる商品説明文ではなく、読み手が行動したくなるようなセールスレターを作成できるのです。

社内で作成するよりも、成果につながりやすいセールスレターを作成できる点は大きなメリットです。読み手の心を動かすセールスレターを作成したい場合は、プロの力を借りるとよいでしょう。

ターゲットに合わせた訴求ができる

セールスレターは、相手の役職や業界によって響く言葉が異なります。プロは顧客層を分析したうえで、適切なトーンや表現を選んで執筆するため、より伝わりやすいセールスレターを作成します。

結果として、商品やサービスの価値が正しく理解され、問い合わせや購入につながりやすくなるでしょう。自社では気づきにくい細かな調整ができる点も、代行会社に依頼するメリットです。

客観的な視点で強みを引き出してもらえる

自社の商品やサービスを紹介する際には、どうしても主観的になりがちです。しかしプロに依頼することで、客観的な視点から「本当に伝えるべき強み」を引き出してもらえます。

社内では気づけなかったアピールポイントも発見できるかもしれません。結果的に、自社の強みが伝わるセールスレターが完成するでしょう。

高品質なレターがスピーディーに完成する

代行会社ではセールスレター作成のプロセスを確立しているため、短期間でクオリティの高い手紙が完成します。社内で試行錯誤するよりも時間を短縮できるでしょう。

キャンペーンや販促スケジュールに合わせて、スピーディーに作成してもらえる点もメリットです。セールスレターのプロに依頼するからこそ、スピードと品質の両立が可能になります。

セールスレター作成代行に依頼する際の注意点

代行会社に依頼することにより、質の高いセールスレターを作成してもらえます。とはいえ、代行会社にまかせっぱなしでは、思うような成果が得られないでしょう。

ここでは、依頼時に注意しておきたいポイントを4つ解説します。ポイントを理解しておくことで、成果につながりやすくなります。

事前に料金体系を確認しておく

セールスレター作成代行会社によって、料金体系が大きく異なります。基本料金に加えて、修正費用や追加費用が発生する会社もあります。

そのため、契約前に「どこまでが基本料金に含まれるのか」を明確にしておくことが重要です。修正回数の制限やデザイン費の有無は見落とされやすいため、あらかじめ確認しておくことで追加料金の発生を防げます。

実績や事例を確認して信頼性を見極める

セールスレターの作成代行会社を選ぶ際には、過去の実績や事例を確認して、自社に合うかを判断しましょう。過去に、自社と同じ業界での作成実績があると安心です。

具体的な反応率や成果を公開している会社であれば、信頼度はさらに高くなります。過去の実績を確認することで、得られる効果をイメージしやすくなります。

自社の情報を正確に共有する

代行会社に依頼する際には、自社の商品やサービスの強みを正確に伝えることが重要です。ターゲット層や、競合との差別化ポイントを共有することにより、効果的なセールスレターを作成してもらえます。

伝える情報が不十分だと、ありきたりな内容になってしまうかもしれません。依頼前に社内で情報を整理しておくことが大切です。

ターゲットや目的を曖昧にしないこと

「誰に向けたセールスレターなのか」「購入後にどのように行動してもらいたいのか」を明確にしなければ、セールスレターを送っても反応が得られません。代行会社に依頼する際にも、セールスレターを送る目的やターゲット像が曖昧だと方向性が定まらないでしょう。

依頼する側が主体的にゴールを定めることで、行動をうながせるセールスレターが完成します。目的が曖昧な状態で、代行会社に丸投げするのは避けましょう。

セールスレター代行とほかの営業手法の併用

セールスレターは単独でも効果がありますが、ほかの営業手法と組み合わせることで、より効果的です。とくに、DM(ダイレクトメール)・テレアポ・展示会後のフォローなどと併用することで、反応率や成約率が上がるでしょう。

セールスレターをたんなる「資料」ではなく、顧客との関係を深める「営業資産」として活用するのが併用のポイントです。ここからは、セールスレターの具体的な活用シーンを紹介します。

DM(ダイレクトメール)との併用で初動アプローチを強化する

DM送付時には、チラシやカタログだけでなく、顧客の課題に合わせたセールスレターを同封することで興味を引きやすくなります。

セールスレターには、相手が「自分ごと」としてとらえやすい内容を盛り込むと効果的です。ターゲット企業が悩んでいるであろう「困りごと」を解決できるような提案を盛り込みましょう。

代行会社に依頼すると、チラシやカタログの内容を補完するセールスレターを作成してくれます。さらに、DM送付後にフォローコールを行うことで、未読の場合も再アプローチが可能です。

テレアポとの組み合わせで成約率を高める

テレアポの前後にセールスレターを送ることで、電話だけでは伝えきれない情報を補完できます。事前にセールスレターを送っておくことにより、相手が内容を理解した状態で通話できるため会話の質が高くなります。

先に電話をする場合は「お話した内容をまとめた手紙をお送りします」と伝えることで、印象を残しやすくなるでしょう。テレアポとセールスレターの二段構えで、認知から信頼構築までをスムーズに進められる点がメリットです。

プロセルトラクションのテレアポ代行サービスProtell(プロテル) BDRでは、営業支援のプロがトークスクリプトを作成しています。またコールスタッフ全員が、営業やマーケティング経験者のため質の高いコールが可能です。テレアポ代行とセールスレターの併用をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

テレアポ代行については、こちらの記事でも解説しています
【2025年10月最新】おすすめのテレアポ代行18社を徹底比較!テレアポ代行会社の選び方や費用相場・導入事例も紹介

展示会やセミナー後のフォローに活用する

展示会やセミナー直後は多くの情報を受け取っている状態であるため、フォローのタイミングが成果を左右します。来場者にセールスレターを送付することで、展示会やセミナーで紹介した商品やサービスを印象付けることが可能です。

セールスレターには、展示会で紹介した製品を再提案するメッセージを盛り込み、自然に接点を作るのがポイントです。また、フォローコールやメールも併用することで、温度感の高い見込み顧客にアプローチできます。

商談後や検討段階での追い材料として活用する

商談後や検討中の企業へ、提案内容を整理したセールスレターを送ることで、検討の後押しが可能です。口頭説明だけでは伝えきれない「導入後のイメージ」や、「他社と比較した場合の優位性」もセールスレターなら具体的に伝えられます。

複数社で比較検討されている場合は、手元に残るセールスレターを送ることにより印象を強めることが可能です。

ここまでご紹介したように、セールスレターは他の営業施策と組み合わせることで「反応率を高める潤滑油」として機能します。単発施策に終わらせず、営業全体の設計に組み込むことで、より高い成果を生み出せるでしょう。

営業代行会社のプロセルトラクションでは、セールスレターやテレアポ代行はもちろん、営業に関するお悩みをすべてサポートいたします。営業に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

営業代行については、こちらの記事でも解説しています。
【2025年10月最新】おすすめの営業代行会社20社を徹底比較!選び方のポイントや費用相場・導入事例も紹介

AI時代のいまだからこそ、セールスレターをおすすめする理由

近年はAIが発達し続けており、誰でも簡単に文章を作れるようになりました。 AIが作成した文章を、メールやフォーム営業で送るケースも増えています。

しかし昨今、AIが発達しているなかでセールスレターのよさが再評価されているようです。ここでは、AI時代のいまだからこそセールスレターをおすすめする理由について解説します。

AIでは伝えきれない「感情」や「温度感」を表現できるため

AIは、データやパターンにもとづいた文章を作るのは得意ですが、人の感情までは表現しきれません。

しかし、人間が書いたセールスレターなら、書き手自身の想いや経験、熱意を言葉に乗せることができます。その温度感こそが、読み手の心を動かし「この商品を試してみたい」と思わせる原動力になるのです。

一人ひとりに刺さるメッセージを手紙のように届けられるため

セールスレターは「個人に向けた手紙」のように、読み手の立場や状況を意識して書かれます。相手の課題や悩みに共感しながら提案できるため、広告よりも読み手の心に届きやすくなります

一方、AIが書いた文章は「誰にでも当てはまる内容」になりがちです。手紙型のセールスレターであれば、特定の相手に語りかける「パーソナルな伝え方」ができるため、反応率も高くなるでしょう。

読み手の共感を引き出し、信頼関係を築けるため

セールスレターを使うと、商品の特徴をただ紹介するだけではなく「なぜその商品が生まれたのか」「どんな想いで提供しているのか」といったストーリーも伝えられます。ストーリーが共感を生み、読み手との間に信頼が生まれます。

一方、AIが生成する文章は論理的であっても感情が乏しいため、信頼を築くには至らないでしょう。人間が書いたセールスレターは、感情から生まれた言葉だからこそ、読み手に「人とのつながり」を感じてもらえるのです。

デジタル広告が飽和する中で差別化しやすいため

近年はSNS広告や動画コンテンツが飽和しており、私たちが目にする情報はどれも似通って見えがちです。そのような状況において、あえて「一通の手紙」としてセールスレターを送ることで、印象に残りやすくなります

落ち着いて文章を読む体験により、他社との違いも感じられます。 AIが自動生成した量産的な広告よりも「人間が心を込めて書いた言葉」のほうが魅力的に見えるでしょう。

セールスレター作成代行はプロセルトラクションにおまかせ

本記事では、セールスレター作成代行会社を11社紹介しました。セールスレター作成を代行する会社は少なくありませんが、請け負う業務内容には幅があります。

優れたセールスレターのパワーを実感したい場合は、営業支援のプロへ依頼するのがおすすめです。

営業代行会社としてのノウハウと実績が豊富なプロセルトラクションなら、効果的なセールスレター戦略が可能です。プロセルトラクションのプロセルレターでキーパーソンにアプローチし、企業との商談を獲得しましょう。

プロセルレターについて詳しく見てみる